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キャストは第一部と同じ
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第一部が思いの外楽しくて、これなら第二部もいける!と思って楽しみにしながら観に行きました。
第一部よりも物語が進むのでスピーディーで、飽きることなく最後まで観ることができました。
劇場全体を使った演出もおもしろかったし、舞台上のセットも動線がうまく使われていて動きがあってスピード感が増してたようにも思いました。
第二部はハル王子がヘンリー五世になる過程がより詳しく描かれていますが、あれだけ仲良くしていたフォールスタッフを見限るまで、どんどん冷酷になっていっていく様子がよく分かって浦井くんすごいなーと感心。
放蕩息子のままでは国を治められない、そのためには悪い仲間は置き去りにする、そんな感じでしょうか。
普段はほわんとしている浦井くんですが、舞台上でたまに見せる冷たい顔が個人的には好きで、ギャップにドキドキしてしまいます。
話はフォールスタッフに戻りますが、このフォールスタッフみたいな人って昔も今もいるよな、と変に納得してしまいました。
「俺あの人知ってるから」とか「あいつとは仲良いから」とか、言ってるおじさま方が自分の会社にも多いなぁと。
そんな方々って実は大して信頼されてなかったりするんですよね。お決まり。
自分の置かれた状況に甘んじるだけでは最終的には痛い目に合うんだな、とこの作品でも実感したので、自分はそうならないように気をつけたいと思います。笑
時は流れて状況は刻々と変化するんですもんね。
この続きであるヘンリー五世が2018年に上演されるということなので、それも楽しみにしていたいと思います。
それよりも先にホロウ・クラウンが映画館で観れるという企画があるので、それをまず先に観て予習だな。(行けるのか?)