14:00
ダンサー : 大貫勇介
人形舞 : ホリ・ヒロシ
アコーディオン奏者 : 桑山哲也
テノール : 田代万里生
三味線プレーヤー : 浅野祥
ジャズピアニスト : クリヤ・マコト
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前回第二弾のClementiaを観て、すごく良かったので第三弾も観に行きました。
今回も1幕は物語調で進んで行くのですが、現実と夢を行ったり来たりするようなお話で、ちょっと難しかったような気がします。
結局言いたいことがなんだったのか掴みきれずに終わってしまった感じでした。
ただ、ひとつひとつの演奏や踊り、歌はとっても素晴らしくて、やっぱりわたしは大貫さんに釘付けでした。
現実と夢の案内人みたいな役を演じていらっしゃいましたが、やっぱり踊る大貫さんは素敵で無敵。
なんだろう、ほんとしなやかさと力強さを兼ね備えたダンサーさんですよね。
ダンス公演も含めて色々と観てきましたが、ジャンルを超越した唯一無二の存在だと個人的には思っています。
なのでいくら万里生さんがいい声で歌っても、大貫さんと一緒に出ていたら大貫さんに視線がいってしまうという。
万里生さんごめんなさいね。わざとじゃないの。
個人的に気になっていた人形舞は、なんだかとっても妖艶で生きているみたいでした。
何体かあるようで、稽古場に置いてあるのでちょっと怖いってどなたかが言ってらっしゃいました。
クリヤマコトさんは世界的なジャズピアニストだそうで、すごく自由に楽しく弾かれていたのが印象的でした。
わたしもあんなに弾けるようになりたかったな。(才能なかった)
アコーディオンの桑山さんは藤田朋子さんの旦那さんらしく、ご覧になった奥さんに演技のダメ出しされたっておっしゃってました。
女優さんだから逆らえないですね。笑
あとは三味線の浅野さんはなんだかすごく若くて茶髪で、三味線奏者としてはなんだか意外だなぁと思っていたら、なんと浅野内匠頭の末裔だそうで。
それもまた意外!
世が世ならお殿様ですね。
今回は前回よりも、より作品調だったからか、なんとなく前回の全員が全く違う世界観なのになぜか混ざり合っているような、まさにClementiaな感激が今回は薄かったように感じました。
ミュージカルを観慣れているからかな?
なのでDVD購入はちょっと見送りかな。
ただ、このシリーズ大好きなのでぜひ続けていっていただきたいなと思います。
もちろん、その際は大貫さんの踊り多め希望です。
パンフレットに載っていたセットリスト