19:00
토마스위버トーマス・ウィーバー: 강필석カン・ピルソク
앨빈켈비アルヴィン・ケルビー: 이석준イ・ソクジュン
あまりにも素晴らしかったので久々に書き残しておく。
わたしの大好きなソクジュンさんとそくさまのペア。
ずっと初めて観たヨンビンソクジュンさんの回と、前期の12月に観たそくさまウジンさんペアの回が最強だと思っていたのですが、そこにランクインしてくるぐらいの素晴らしさ。
良いもの見せていただきました。
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なんだか、始めからあれ?なんか凄いぞ?と感じるところがいくつかあって、わたしは一気に二人が創り上げる世界の中へ。
もちろんソクジュンさんもそくさまも、役を演じてはいるんだけど、最後の方は二人が演技ではなくて、本当にアルヴィンとトーマスとして生きているような、そんな不思議な感覚に陥りました。
二人ともそんな感触があったんじゃないかな?と思えるような節も所々に。手応えがあったというか。
そくさまトムがあんなに感情を抑えきれずに泣いているのも珍しいし、最後のアルヴィンとの別れのシーンでは自分から抱きつきにいってた。
カテコの笑顔もとっても満足気だったし、退勤時の素に戻った二人のハグもほっこりしました。
何が良かったのかな?と考えてみると、やっぱり二人の信頼関係なのかな、と思います。
誰よりもソムのことを理解していて、引き出しをたくさん持っているソクジュンさん。
そんなソクジュンさんにトムとしての想いを安心してぶつけられたのかな?と。
思いっきり感情をぶつけても受け止めて投げ返してくれる安心感が最初から違っていたように感じました。
(パンフレットにもそくさまがソクジュンさんに対してそんなことを書いていた。)
そくさまが感情豊かになればなるほどソクジュンさんのアルヴィンも深くなっていき、韓国的に言えばそこにケミストリーが生まれる。
それを目の当たりにして、数多くソムは観てきたけどベスト3に入る大満足の観劇体験となりました。
とりあえず全部好きなんだけど、個人的に大好きなシーンを書き残しておく。
- 1876
あの、本に出会った喜び溢れる歌声が最高。
過去と現在で使い分ける声色が素晴らしい。
今回はこのシーンが本当に凄くて一気に引き込まれた。
あと、たまにアルヴィンがトムの代わりに小説書いてるのかな?と思うようなトムもいるんだけど、そくさまのトムはアルヴィンとの思い出を自分のものにして、自分で書いているんだということが分かるのも大好き。
これは最後にも繋がっていて、きっと乗り越えたらそくさまトムはまた自分の力でベストセラーが書ける、と思わせてくれる。
- People Carry On
ソクジュンさんアルヴィンの切なさよ…
自分だっていつまでもお母さんのガウンを手放さないことは良くないった分かっている。
でもどんどん薄れていく記憶、忘れていくのが怖い。
そんなアルヴィンの心の揺れが表情と歌で手に取るように分かって切なすぎます。
この辺りまでソクジュンさんアルヴィンは結構泣くんですよね。
でもそれはトムには見えてはいなくて、後半にかけての二人のシーンでは笑顔を崩さずあまり泣かない。
なぜならそれはトムの頭の中のアルヴィンだから。
この辺が上手いよなぁーと唸らされます。
- The Butterfly
そくさまのナビは絶品。(いだてん風)
絶品なことは分かってはいたことなのですが、今回は結構身振り手振りの振りが大きくて、歌詞に合わせて川の流れとか羽ばたきを表現していて、より感情豊かになっていました。
その振りがソクジュンさんアルヴィンが蝶々を見つけたときにやっていた振りだったので、そこもアルヴィンに合わせてリンクさせてるんですよね。
さらっとそんなことやってのけるなんて…!とまたしても唸る。
そしてそれを見守るソクジュンさんアルヴィンの表情変化がまた絶品。
始めはどんな話なのかをワクワクしながら聴いていたのに、お話の完成度の高さに別れを悟って寂し気な表情になっていきそっと涙を流す。
でも、トムにはそれは悟られないように涙を拭いてから「送りなよ」と言うんですよね。
トムの未来がアルヴィンには見えて、自分の気持ちを押し殺して背中を押す健気さ。
トムのことを本当に大切にしていることが分かるシーンで大好き。
- 雪合戦
執拗に顔を狙うソクジュンさんアルヴィン。笑
最初は応戦してるんだけど、途中から逃げ回るそくさまトムを追いかけるソクジュンさんアルヴィンの図がめちゃめちゃ可愛かった。
トムとジェリーかよ。笑
- お店の契約書にサインするアルヴィン
ソクジュンさんアルヴィンのペンの持ち方が好き。
グーで持つ仕草がアルヴィンだし、サインもでっかくハングルでサインしている姿が可愛い。
- Independence Day
街に出れること、トムに会えることが嬉しくて仕方ない喜びが溢れているソクジュンさんアルヴィン。
きっと色んなことを我慢してきたアルヴィンだから、旅行に行く以上の大きなことだったんだろうな。
身のこなしが軽やかすぎて、床に落ちている紙で滑って怪我しないか心配になりました。(2回ぐらいこけそうになってた笑)
ここで喜びを爆発させればさせるほどその後が切ない…
包み込みながら、それでも絶妙なバランスでトムが自分で立つことを促すソクジュンさんアルヴィンのThis is It。
見えていること、それが全てだ、と。
このバランスがすごく難しいと思うのですが、作品を通しての主題をしっかりと伝えてくれるソクジュンさんアルヴィン。
ものすごく納得感が高くて、そくさまトムもきちんと納得して背中を押されているようでした。
もうわたしの涙腺も崩壊。
まだまだ好きなところは山ほどあるのですが、キリがないのでこの辺で。
観終わってから100回ぐらい友達と反芻しながら良かったね〜としみじみ呟くことになりました。
カテコでも二人がとっても楽しそうに満足そうだったのが印象的。
最後キーボードの方との映像でカテコが終わるのですが、ソクジュンさんはナビの曲に合わせて手話をしてくれているんです。
マチネのヨンビンさんは完璧だったのに、そくさま全く出来ていなくて、それでも全く気にせずニコニコしているのが究極の癒しでした。かわゆい…
そしてそれを横目で見ながら、全然覚えないんだよこいつ!って指差してたソクジュンさんも楽しかったです。
ソクジュンさんとヨンビンさんのお当番が期間限定で少ないので必然的にこの二人のペアも少なくて、パンフレットのそくさまのコメントにも一緒に公演できる数が少なくて残念だと書いてあった。
そんな貴重な一回でこんな素晴らしい回をありがとうございました。
大好きです!!