15:00
영민 ヨンミン : 최성원 チェ・ソンウォン
미숙 ミスク : 태국희 テ・グッキ
태림 テリム : 김나미 キム・ナミ
상희 サンヒ : 이은 イ・ウン
소진 ソジン : 노수산나 ノス・サンナ
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ソクジュンさんが初演出を引き受けた記念すべき作品をようやく観ることができました。
ミドさんバージョンもすごく気になったけどどうしても日程が合わなかったので、わたしの中でいい人枠なソンウォンさんがどんな嫌な男になっているのか確かめに行ってきました。笑
結婚を控えた人気作家のヨンミンが昔の彼女と会う、というお話なのですが、短編集みたいな感じでお話は進んでいきます。
最初のサンヒは初恋の女性。次のテリムは年下の奔放な感じのする女性、3番目のミスクは年上の女性で、最後のソジンがヨンミンが一番会いたくて愛していた(と劇中で言ってました)女性。
この3人との過去を振り返りながら段々ヨンミンの悪事が明らかになっていくのですが、ほんと女性の敵ってこういう奴だなと思わせてくれる最低ぶりで、最後には本当に婚約者が可哀想…と同情心を抱きました。
誰が可哀想って、電話の向こうにしか出てこないけど間違いなく婚約者でしょう。笑
演出という意味では色々と工夫されていたのですが、まず開演前のアナウンスがソクジュン演出家様の声で軽くわたしのテンション上がりました。
前に立つスタッフのお姉さんがアナウンスするのかと思ったら、お姉さんはソクジュンさんの声に合わせて演じてくれて、それもまた面白かったです。
全部は覚えてないけど、殴りたくなっても我慢してくださいとか、男に腹が立って出ていきたくなっても上演中は出れませんとか、緊急の際は係の案内があるまで席を立たないでください。その間神様にお祈りを、などなど。
舞台セットとかも色々凝っていて、真ん中にベッドがあり四方に椅子、その乗っている台が場面によって回転するといったもの。
整えるのはスタッフのお姉さんのお仕事のようでしたが、その舞台を回すのはヨンミン役の役者さんのお仕事で、その回し方やお姉さんにモーションかけたりする姿も笑えました。
どれだけアピールしたいんだ。笑
最初には下手に出て、俺が悪かったよ〜と口では言いながらも最後は逆ギレするという最低男に空いた口がふさがりません。
とっても良い人なソンウォンさんがまたハマっていて何とも言えず素晴らしかったです。
ソクジュンさんもきっと上手いんだろうなー。
特別公演を観に行けなかったのが残念でした。
世の女性の皆さん、こんな最低男に捕まらないように気をつけましょうね。
ロビーに置いてあるサンドバック。
好きに殴っていいらしい。笑