思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

140712 カッコーの巣の上で @東京芸術劇場プレイハウス

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18:00
マクマーフィー : 小栗旬
ラチェッド婦長 : 神野三鈴
ハーディング : 武田真治
ビリー : 大東駿介
マーティニ : 福田転球
ラックリー : 吉田メタル
ウィリアムス : 伊達暁
ウォーレン : 櫻井章喜
チェスウィック : 駒木根隆介
看護師フリーン : 木下あかり
キャンディ : 八木のぞみ
タークル : 江戸川萬時
サンドラ : 長田奈麻
チーフ : 山内圭哉
スカンロン : 藤木孝
ドクター スパイヴィ : 吉田鋼太郎

***

小栗旬ってこんなに素敵だったのですね。というのが最初の感想。笑
舞台上でのオーラがすごいし、立ち姿がまずかっこいい。
ドラマよりももしかしたら舞台でより光る俳優さんなのかもしれないと思ってしまいました。

パンフレットに「僕が演じるとヒーローみたいになってしまう」というコメントが書いていましたが、ご本人は嫌がるかもしれませんが、やっぱりマクマーフィーはあの刑務所という異質空間においてみんなのヒーローだったし、カリスマであったと思うんです。
そんな彼に触発されて中にいる彼らも動き出すんだから。
映画は観ていないので、ジャック・ニコルソンがどういう演技をしていたのか分からないのですが、小栗さんにしか演じられないマクマーフィーだったのではないでしょうか。

あの狂気すら感じるラチェッド婦長、どういう気持ちでいたのかが本当に理解できません。
時代のせい?

自由の国アメリカ。
その歴史には差別の歴史が脈々とあることは知っていますが、人権とは何なのかを問い掛ける作品でした。
マクマーフィーの分までチーフが力強く生きていってくれることを祈ります。