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안토니오 살리엘에리 アントニオ・サリエリ : 지현준 チ・ヒョンジュン
볼브강 아마데우스 모차르트 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト : 조정석 チョ・ジョンソク
콘스탄체 베버 コンスタンツェ・ウェーバー : 김윤지
레오폴드 모차르트 レオポルト・モーツァルト : 김태한 キム・テハン
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またしても予習ゼロで迎えた作品。
映画のアマデウスも実は観たことがないので、真っさらな気持ちで観に行きました。
この作品の主人公はサリエリなのですね?
ジョンソクさんが観たくてチケットを取ったので、勝手にモーツァルトが主人公かと思っていたのですが、物語が進むにつれてあれ?となり、チ・ヒョンジュンさんが素晴らしく、途中で完全にこれはサリエリの話だったんだな、と落ち着きました。
ヒョンジュンさん演じるサリエリがストーリーテラー的な立ち位置で物語が進んで行くのですが、ラストシーンが圧巻。
モーツァルトへの嫉妬と絶望が滲む表情と声色がゾクゾクしました。
久々に拝見しましたが、ほんと演技が上手い俳優さんですね。
ジョンソクさんのヴォルフガングは自由奔放、精神年齢も幼く、母性本能をくすぐられるようで、何かに取り憑かれたように曲を書き続ける晩年とのギャップがとても苦しくて哀しかった。
前半は中学生か?って言うほど女の子のスカートに潜り込んでキャッキャしてみたり、楽しそうにされてたのが印象的でした。
オペラ歌手の方が本物で相当上手かったことや、4人のアンサンブルさんたちが歌から踊りまで幅広く演じてくださり、その辺りも見所満載な作品でした。