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なにこれ、かっこ良すぎるんですが!!!!!
と思わずビックリマーク5つも付けてしまうほど衝撃的なかっこ良さでした。
演出、照明、歌、会場全てが素晴らしく、もう一回観たい!と終わった瞬間に思いましたが、けどそれができないもどかしさが悔しい。
去年の夏にフォロワーさんからオススメしていただいて、JCS好きとしてはいつか観てみたいと思う作品だったのですがソウルと違ってふらっと行ける距離ではなく、いいないいなと羨ましく思って約1年。
4月から仕事内容が変わって長期休みが取れなくなるなーなんて思っていたら、なんとぽっかり休みが取れる期間ができた!
しかもその期間が上演期間にかぶっていて、さらに千秋楽間近。
これは行くしかない、ジーザスがわたしに行けと言っている、と勝手に思い込み旅行の予定を立て、ひと枠しかなかった観劇枠に迷わず投入しました。
ほんと行ってよかった。
会場に入った瞬間から緑の森の中にある劇場に心を奪われたのですが、劇場の雰囲気とともに舞台セットもとてもかっこ良かったです。
下手の方に大きな十字架があり、その上でもキャストさんたちが演じるのですが、その十字架のインパクトが凄くてびっくりしました。
光るとすごくきれいだし、スモーク出てきたりするし、最後はゴルゴダの丘になっちゃうし、と色々効果的に使われていて、決して大きくない舞台でものすごい存在感だった。
役者さんたちも素晴らしくて、わたしはジーザス役のデグランしか名前を聞いたことがなかったのですが、全員かっこ良かった。
ユダだけアンダーさんだったようで、最初声があんまり出てないかなぁと思っていたのですが、後半はそんなことも感じさせず堂々と演じていらっしゃいました。
日本のユダもいつも最初声出てないよね、となんとなく親近感を覚えたのは秘密。
デグランは割とはっきり苦悩が見えるタイプのジーザスを演じていて、民衆に持ち上げられて苦しみ、自分の宿命に結構抗うような素振りを見せるジーザスでした。
ゲッセマネは怒りともつかない感情を吐き出すようで、素晴らしくてわたしはしばらく放心。
実はこの日は2回中断があったのですが、2回目の音響トラブルでの中断がこのゲッセマネの直前で、気持ちを保つのに相当大変だったと思うんですが、それでもあのパフォーマンスを見せてくれたとは、心からの拍手を送りたいです。
拍手も鳴り止まなくてショーストップになってました。
カヤパたちもインパクトがかなり大きくて、一緒に観に行った妹はあの4人に完全に心を奪われていました。
登場シーンでは目が離せなかったそう。
群衆を演じているアンサンブルさんたちもとてもカッコよくて、JCSは個人的に大好きな作品なんですがさらに好きが加速しました。
もっと何度も観たかったのに観劇チャンスがこの日しかなく、一度きりになってしまったのが残念でした。
だからこそ心に刻まれている、というのもあるかもしれませんが、いつかチャンスがあれば必ずまた観たいと思う作品です。
↓公園の中にある素敵な劇場