18:30
ジョー : 坂本昌行
キティ : 野々すみ花
トム : 橋本淳
ニック : 丸山智己
キット・カーソン : 木場勝己
アラブ / マッカーシー : 沢田冬樹
警察官 : 中山祐一朗
紳士 : 篠塚勝
夫人 : 一柳みる
ブリック : 下総源太郎
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残念ながらわたしの琴線には触れなかった作品。
新国立劇場の中劇場でやるには会場が大きすぎたような気がします。
舞台を大きく使ってやる動きもなかったし、せっかくの大きな舞台が勿体無かったような。
動きが少ないからなのか、なんだか退屈に感じてしまいました。
途中タップがあったり色んな人間模様が繰り広げられていたりしたのですが、繋がりもイマイチだったかなぁ?
最後のシーンはすっと落ちましたが、それまでの過程がなんとなくすっきりせず、もうちょっと見せ方変えたらだいぶ変わるような気がするなと素人心に思ったのでした。
坂本くんは舞台で初めて拝見しましたが、足が不自由な兄貴的存在のジョーを演じていて、世間を斜めに見ているニヒルな感じはとってもよく出ていました。
でも、せっかくご本人動けるのに全く動かない役っていうのもどうなの?と思って、ここにももったいなさを感じてしまいました。
アメリカの少し荒んだバーをイメージしたかったようですが、日本人には懐かしさもなくちょっと難しかったのかもしれません。
その中でも橋本淳さんの子分っぷりは可愛くてキラキラ光って見えました。
History Boysのときから、密かにお気に入りです。