思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

130824 二都物語 @帝国劇場

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(この写真の星空っぽいところがお気に入りなのでもう一回載せます^^)
12:30
シドニー・カートン : 井上芳雄
チャールズ・ダーニー : 浦井健治
ルーシー・マネット : すみれ
ドクター・マネット : 今井清隆
ドファルジュ : 橋本さとし
マダム・ドファルジュ : 濱田めぐみ
サン・デヴレモンド侯爵 : 岡幸二郎
ジェリー・クランチャー : 宮川浩
バーサット : 福井貴一
ジャービス・ロリー : 原康義
ミス・プロス : 塩田朋子
弁護士ストライバー : 原慎一郎

***

メイン出演者全員書いたらものすごくたくさんになりました。笑

先月観てとても感動して、終わり頃にもう一度観たいと思っていたものの時間が取れず諦め掛けていたのですが、突如予定が変更となり行けるようになり、意気揚々と行ってきました。
今回も泣けて泣けて最後は苦しいぐらい…ㅠㅠ

前半の酔いどれシドニーがさらにパワーアップしていて、"この星空"から変わっていくシドニーの清々しさとのギャップが大きく、(それにしてはちょっとルーシーの魅力不足な気もしますが)凄く良くなっていると思いました。

今回凄く印象に残ったのは、チャールズの刑務所に向かう前にロリーと会話するシーン。
「ひとつの命でみんなの命が救えるだなんて素晴らしいことだと思いませんか?」と聞くところ。
この時には決断はしているのでしょうが、きっとシドニーにも迷いはあったんだと思います。
それを誰かに肯定して欲しかった。
背中を押して欲しかった。
そんな言葉に思えました。
これが最期の『僕がしてきたことの中で一番良いこと』に繋がるのかと思うと、涙が止まりません。
シドニーだって決して聖人なんかではなくてひとりの人間で、わたしたちと同じ。

もちろん究極の愛を描いた作品でもありますが、それを超える究極の善も描いた作品なのでは、とわたしは理解しました。
そんな選択ができるかできないかは別として、そういう風に誰かの為に生きてみたいと思ったことは大切にしたいと思います。
素晴らしい作品をありがとうございました。


あ、こんなきれいにまとまったところなんですが(笑)、昨日の公演でハプニングが。
一幕でストライバーのかつらを飛ばしたらハゲヅラが出てくる、というシーンがありますが、勢いが良すぎたのかそのハゲヅラまで一緒に飛んでしまうというハプニングw
すかさずよしどにーの「お前かつらいくつ被ってんだ!」に会場大爆笑。
それに乗っかってストライバーも「直して直して!」とよしどにーにお願い。
ストライバーが去るシーンではよしどにーから「かつら気をつけろよ!」との一言が。さすがよしおさん。
貴重なシーンが観れました。笑

ということでこの夏の二都物語レポはおしまい。
次によしおさんに会えるのは大きな玉ねぎの下で、かな。