思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

120917 エリザベート@梅田芸術劇場

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トート マテ・カマラス
フランツ 石川禅
ゾフィー 寿ひずる
ルドルフ 平方元基
少年ルドルフ 鈴木知憲

***
 
念願のマテトート!
帝劇で祐様トートは観たのですが、どうしてもマテトートが観たくて出張してきました。
我が家にはウィーン版のDVDがあって、わたしの初めてのエリザベートはマテなのです。
もちろん今度のウィーン版コンサートにも行くんだけど、せっかくマテが演じてるのに観なくてどうする。
わたしのフットワークは軽すぎるぐらい軽いのです。笑
 
日本版エリザベートは二回目でしたが、やっぱり物語をきちんと分かりやすく丁寧に描いてますよね。
繋がりを重視しているというか。
キャストも長丁場で慣れてきたのか、前回観たときよりもさらに流れがスムーズだった気がします。
 
マテはさすが、歌はもちろんだけど動き一つ一つがセクシーでドキドキしました。
もう少し近くだったらもっとフェロモン浴びてただろうに、急遽決めたので座席が遠くて残念。
バランス取るためなのか少し声量は抑えてる感がありましたが、それでも貫禄もあって帝王っぷりが伝わってくる感じです。
ルドルフトークショーの時に平方くんが馬車に乗ってるマテがめちゃめちゃ楽しそう、と話があったので注目して観てたのですが、最初のエリザベートを乗せてるときではなく、二回目のルドルフを乗せてるときが相当楽しそうでした。笑
あの写真はルドルフのときだったのね!
 
平方くんも思ったより歌も上手で良かったです。
前回見た日本版『闇は広がる』が非常に残念だったので心配してましたが、このキャストなら大丈夫でした。
むしろ素晴らしくて感動。
お互いが声量ないと厳しい曲ですよねー。
どちらかが弱くて圧されちゃったら説得力がなくなるというか。
2人ともすごくかっこよかったです。
 
ちなみに今回のルドルフ隊の中では、友人も妹も古川くんをが勧めるのですが、古川くんはちょっと観られそうにないので残念。
違う作品展でもいいのでお目にかかれるといいなぁ。
 
春野さんは前回と同じだったのですが、演技の要素が強くなってた気がしました。
慣れてきて余裕が出てきたのかな?
少女シシィから女王エリザベートまでどんどん強くなって、最期はトートとの愛を受け入れる過程を演じ分けていて素晴らしい。
爆発力のある韓国女優さんたちとはタイプの違う繊細なエリザベートですね。
とても素敵でした。
 
禅さんは二度目だったかな?
前回のフランツもそうだったと思うのですが、THE 安定感。
これに尽きます。
 
少年ルドルフの鈴木知憲くんはかなり声量ありますね。
マイクの具合?
プロローグでも声ちゃんと聴こえてきてたのにはびっくりしました。
歌がとっても上手。
 
あと忘れるところだった、高嶋兄貴ルキーニ!
こちらも禅さん同様、THE 安定感ですよ。
狂言回しとしては申し分ない。
ただわたしはもっと爆発的な歌を期待してしまう贅沢者です。
やっぱりワンキャストだと厳しいのかなー。
無理できないもんね。
 
そんなこんなでとりあえずミュージカルエリザベートは一息。
あとは20周年コンサートを残すのみですね。
レミゼの20周年DVDが素晴らしすぎるので、どんなコンサートになるのか期待してしまいます。
ただ歌ってもらえるだけで満足ですけども!
ルーカス王子にまた会える…!