18:30
エリザベート:花總まり
トート:城田優
フランツ・ヨーゼフ:佐藤隆紀
ルドルフ:京本大我
ゾフィー:涼風真世
ルキーニ:山崎育三郎
少年ルドルフ:加藤憲史郎
***
奇跡的に発売日に取れたチケット。
すべて瞬殺だったのに、なぜかここ(しかもB席)だけポツンと残っていたんです。
基本的にはどんな座席でも色々な見方ができるというポジティブ志向なので、B席大歓迎。
ゲットできて幸せでした。
前回の芳雄トートと成河ルキーニがかなり強烈だったので、城田くんトートといっくんルキーニがどうなるのか楽しみにしていました。
城田くんは前回の2015年と大きな違いはなかったように思いましたが、どちらかというと、いっくんの方が変わってたかな。
成河さんの影響をたくさん受けている、そんな雰囲気を見て取れるようなルキーニになっていたように感じました。
成河さんがたくさん小池先生に意見を求めるから、きっといっくんも色々とルキーニという役を深めてきたんでしょうね。
2015年版のときは、歌声がストレスフリーなことに目が行きがちだったので、あまりいっくんルキーニの演技みたいなものには注目できていなかったんです。
どちらかというとさらっとしていたイメージで。
それが今回は結構いい感じで崩れていて、ちょっとした表情で狂気や小憎らしさなんかを表現していたように思いました。
ただ、個人的に成河さんファンだというのもありますが、成河ルキーニを観てしまった後だとちょっと物足りないかもしれない。
それぐらい成河ルキーニが強烈だったので。
城田トートは相変わらずの野獣っぷりで、子ルドルフも大我ルドルフも相変わらず喰われそうでした。
あんな勢いで迫られたら、絶対友達とは思えないと思うのですが。笑
ビジュアルは最高だし、声の調子も良かったみたいで迫力もあって、帝国劇場の端から観ていましたがそれでもかなりの目の保養。
乙女のような気持ちで観ることができました。
子ルドは憲史郎くん!
お兄ちゃんの清史郎くんが上手すぎたので(ルドルフでは見てないですが)期待していたのですが、まだまだ成長途中という感じかな?
まだ小さくてたどたどしさもありますね。
それがまた可愛いんですけども。
成長を影ながら見守っていければいいな、と思います。
女性陣(エリザベート、ゾフィー)は前回と変わらずですが、もう安定感がものすごい。
お2人とも貫禄がありすぎて最高です。
加えてシュガーフランツの安定感もすごい。
作品としても成長しているし、俳優さんたちも素晴らしいし、こんな作品を観ることができて幸せだなぁとしみじみ思いました。
幸せに浸りながら劇場を後にできる幸せはないですね。
東京公演分はあと1枚、大切に観ようと思います。