思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

140719 모차르트! モーツァルト! @世宗文化会館 大劇場

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19:00
볼프강 모차르트 ヴォルフガング・モーツァルト : 박은태 パク・ウンテ
콘스탄체 베버 コンスタンツェ・ウェーバー : 임정희 イム・ジョンヒ
레오폴트 모차르트 レオポルト・モーツァルト : 이정열 イ・ジョンヨル
발트슈테텐 남작부인 バルトシュテッテン男爵夫人 : 신영숙 シン・ヨンスク
난넬 모차르트 ナンネル・モーツァルト : 임강희 イム・ガンヒ
체칠리아 베버 セシリア・ウェーバー : 이경미 イ・ギョンミ
엠마누엘 쉬카네더 エマニエル・シカネーダー : 박형규 パク・ヒョンギュ
아르코 백작 アルコ伯爵 : 황만익 ファン・マニク

***

ウンテさんチェゴ…!

数年越しの願いが叶い、ウンテさんヴォルフを観ることができました。
これまでもタイミングが合わなくてどうしても観に行けなかったんです。
そんなわたしのために(違)、この日のウンテさんそれはもう絶好調で最高でした。
影を逃れての後の客席のざわめきがほんとに凄かったです。
オクターブ上げの高音が突き刺さってきてわたしの心臓鷲掴み。

実は人生初のM!観劇だったのですが、ウンテさんの持ってる力が如何なく発揮されていて色んな表情を観せてもらえました。
影を逃れての悲壮感に満ちた決意、愛していれば分かり合えるのときの愛しさ溢れる甘い声、なぜ愛せないののときの孤独や寂しさ、などなど。
こんなに演技派だったっけ?とフランケンの時にも思いましたが、色んな感情を使い分けていて素晴らしかったです。
あと余談ですが、2幕の衣装の似合いっぷりも非常に素晴らしく目が釘付けでした。

ただ、物語としては事実が淡々と進んでいくような印象を受けてしまいました。
演出のせいなのかな?
なんだか観客としての感情が盛り上がっているのにいきなりの場面転換で、あれ?この感情どうしたらいい?みたいになったり。
わたしがセリフを全部聴き取れている訳ではないのでそうなのかもしれないですが。
そういった意味では繋がりもなんとなく唐突で、まずコンスのどこにヴォルフが惹かれたのかが理解しづらかったです。

ウンテさんがかなり突出した印象を受けてしまったので、女性陣がんばれ…!といった印象は否めません。
あ、でもヨンギさん演じるコロレドは存在感抜群で凄かったです。
最後のヴォルフと対決するところなんてビンビン空気が震えているかと思いました。
もし近くにあったらガラス割れるかも。笑

もしかしたらウンテさんがヴォルフを演じるのも芳雄さんと同じく最後ということもあり得るので、今回観れて本当によかったです。
次の作品はなんだろう?
またいい役を選んで素晴らしい演技を魅せてほしいと思います。