思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

160117 한밤중에 개에게 일어난 의문의 사건 真夜中に犬に起こった奇妙な事件 @BBCHホール

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18:30

크리스토퍼 クリストファー : 전성우 チョン・ソンウ
에드 エド : 심형탁 シム・ヒョンタク
시오반 シオバン : 김지현 キム・ジヒョン
주디 ジュディ : 양수민 ヤン・スミン
 
***
 
2回目の犬事件。
前回まだ始まったばかりだったこともあり、時間が経ってどう変わったかも知りたかったし、何しろカテコのピタゴラスの定理が始まっている!と知ったのでそれは観なければ!と行くことにしました。
(むしろなぜわたしが行ったときにはカテコ後のピタゴラスの定理がなかったのかが知りたい。)
 
前回観たときとはお父さん役の方が違っていたのですがあとは同じ。
床に照らし出される照明が印象的に使われていたのでそれも確認したくて2階席を選んでみました。
1階席の前の方だと床はほとんど見えないですもんね。
BBCHホールの2階席は開演前には防護柵があるんだけど、開演前にその柵が電動で収納される仕組みになっていてちょっと感動。
ど真ん中にモニターがあるのでそれは避けるべきかな?と思いましたが、2階席の2列目だとそれほど遠くもなくて役者さんの表情もよく見えるし、何しろこの犬事件のような作品は全体と照明までよく見えるとっても良い席だと思いました。
部屋の形とかもしっかり床に映し出されていて、最小限のセットで流動的なセットを組み立てるにはとってもいい方法だなぁと思いました。
やっぱりキム・テヒョン演出家は信頼できる演出家さんだ。
帰りのエレベーターが混みすぎるとか、動線が悪くて好きな会場ではないのですが、視点を変えて上から見てみるとちょっと好きになりました。単純。
 
ソンウくんはやっぱり天才で、クリストファーそのもの。
早口になるところだとか黒か白でグレイゾーンがないところ、どんどん成長していくところ、観ていて応援したくなるし、とっても愛おしくなります。
前回は会場が広いので1幕終わりのプラレールを組み立てる辺りでぴったり合うのか?間に合うのか?!とそわそわしたのですが、2階から見るとちゃんとガイド線が引いてあるのが見えて、ちょっと安心しました。
さすががに目分量では出来上がりませんよね。笑
出来なかったことが出来るようになっていくってとても嬉しくて、わたし自身も今でも原動力となることが多いのですが、クリストファーの成長を通してわたしもまたがんばろうと思うことも多くて、最後はやはり泣かされる。
 
今回はお父さんとお母さんの気持ちも前回より話の内容が理解できたこともあり泣けました。
お父さん役はシム・ヒョンタクさんでしたが、前回見たキム・ヨンホさんより優しさ溢れるお父さんでした。
お父さんのイメージとして、ちょっと無骨で厳格な感じがキム・ヨンホさんにぴったりなのかなぁ?と思っていたのですが、ヒョンタクさんみたいな雰囲気もいいですね。
クリストファーのことをすごく大切にしているのがよく伝わってきて良かったな。
 
サンディがちょっと仔犬とは言えないぐらい大きくなって重たそうにしてたのもちょっと面白かったです。
サンディ、眠たかったのかソンウくんの言うこと全然聞かなくて、歩けと言っても歩いてくれなかったのでさっさと諦めてしまっていました。笑
そんなところもクリストファーですよね。

今回は念願だったカテコ後のピタゴラスの定理も観れたし大満足で劇場を後にしました。
こんなにいい作品なのに客足が伸び悩んでいるのが不思議。
やっぱり演劇となるとハードルが高くなるんでしょうか。
日本だと演劇には男性もたくさん来ているイメージですが、韓国だと客層変わりませんもんね。
その辺りの客層を広げることが日本以上に課題なのかもしれませんね。

とにかくまた素敵な作品に出会えて幸せでした。