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思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

150816 貴婦人の訪問 @シアタークリエ

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18:00
クレア : 涼風真世
アルフレッド : 山口祐一郎
マティアス : 今井清隆
マチルデ : 春野寿美礼
クラウス : 石川禅
ゲルハルト : 今拓哉
ヨハネス : 中村昇
若い時のクレア : 飯野めぐみ
若い時のアルフレッド : 寺元健一郎

***

事前に、誰も救われない話と聞いていたのですが、本当に救われない話だった。
なんだろう、このやり切れない感じは。

曲はとても印象的で、繰り返し使われるので頭にも残ってしばらく口ずさんでいました。
クレア役の涼風さんをはじめとして、キャストの皆さん歌が上手くて特に助演の男性陣の安定感たるや半端なかったです。
特にクラウス役の禅さん、コミカルでありながらアルフレッドと自分の使命に挟まれて揺れる姿がとても自然で、さすが!と思いました。
ただ、いかんせんストーリー展開がとても悲しくてわたしは何度も観ることができなさそうです。
いっそズバッとスリラーにするのならもうちょっとドキドキして吹っ切れたのかな?とも思ったりしますが、どっちつかずな印象があったのがちょっと残念でした。

群集心理みたいなものを上手く炙り出してどんどんアルフレッドを追い詰めていく過程がきっと重要なのだと思うのですが、当のアルフレッドにあまり危機感がなくて。笑
この作品は悲劇的な喜劇らしいので、あれはあれで意図通りということで良いのでしょうか?
演技派俳優さんが演じたらどうなるのかな?とふと思ったりしました。

みんながみんな利己的で、人間の欲深さが色んな悲しみを生み出しているのですが、その発端はアルフレッドの欲なんですよね。
アルフレッドの場合は自業自得でしょ?と心の中で思う冷めた自分もいて、最後はなんとなく後味が悪かったです。
誰かを蹴落としながら幸せを手に入れるって、本当に幸せなんでしょうかね?
きっとそんなことはないとわたしは信じています。
結局は自分に跳ね返ってくるものであって、そんなもの幸せだなんて言えない。
そんなことを思いながら観ていました。

真っ当に生きて普通の幸せの中で生活したいと思います。