思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

150710 エリザベート @帝国劇場

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18:30
エリザベート : 蘭乃はな
トート : 井上芳雄
フランツ : 田代万里生
ルドルフ : 京本大我
ルキーニ : 尾上松也
少年ルドルフ : 大内天

***

芳雄さんトート、2度目。
今日は手持ちチケットの中で唯一の良席だったので、表情まで見れるだけ見ようと意気込んで向かいました。
近かったからかもしれませんが、何だか芳雄さんトートは前回よりも実態のなさが際立ってたような気がしました。妖しさ満載。
城田くんが野獣系で、その城田くんを続けて観たので余計そう思ったのかもしれないのですが、なんとなく薄気味悪くて操っている死神感がもの凄かったです。(褒めてます)

蘭乃さん初めてだったのですが、東宝版のキーが合わないのかところどころ不安定で聴いているこちらがドキドキしました。
高音はきれいに出ているのですが、地声とファルセットの境目辺りが難しいのか、裏返ったり詰まったり、ん?と思うところが多々。
特に序盤がぐらぐらしていて、これが皆さんがおっしゃっていることなのかなーと。
後半に入っても自我の強いタイプのエリザベートで、花總さんとはタイプが違う雰囲気でした。
その分フランツが可哀想で可哀想で。
万里生さんもフランツでは今回初だったのですが、感情を表すタイプのフランツだったので、夜のボートはちょっと泣きそうになりました。

ゾフィーの剣さんも初めましてだったのですが、調子があまり良くなかったのか、ブレスが所々気になってしまいました。
ここで切る?みたいな。
厳しくて国を守らなくては、という雰囲気は伝わってきたので演技としては問題ないのだと思いますが、好みとしては香寿さんゾフィーが好きかな。
香寿さんゾフィーは凄みがあってもはや怖い。
あの厳しい感じのゾフィーが好きなんです。

今回は初めましてが多くて、少年ルドルフの大内くんも初めてでした。
松井くんの上手すぎるルドルフを観てきた後だったのですが、まったく心配なく母のような気持ちで観ていました。笑
小さいのにどこにあんなパワーが、と思わせるような歌声かつ可愛らしさもあって、少年ルドルフとしては最高ですよね。
日本の子役ちゃんたちは本当にレベルが高い。

体調が心配だった大我くんルドルフも問題ないようで、芳雄さんトートとの相性は大我くんの方がいいのかなー?と思ったりしました。
導かれる感がすごく出る気がします。
芳雄さんトートがキスの後、おでこコツンに頬をひと撫でする辺りはかなりの萌えポイントですね。
その後に大我くんルドルフが微笑んでトリガーを弾くあたりもぐっときてしまいます。

わたしとしては珍しい良席、今回も楽しませていただきました。
表情が見えると作品の見え方も変わってくるので、一度は体験できて良かったです。
ありがとうございました!