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イギリスナショナルシアター作品を初めて観ました。
来日版ということなので同じことができるのかなー？と若干不安に思っていたのですが、まさに生きている馬そのもので感動。
ジョーイに感情移入して応援し完全に入り込んでいました。
ジョーイとトップソンが有刺鉄線を飛び越えるシーンなんて、いけー！と声が出そうになりました。
きっと観ていた皆さんそう思っていたのではないでしょうか。
席が少し前過ぎて字幕を見るのが大変で、物語に集中しきれなかったのが残念ですが、その分しっかりとパペットの動きが見えたのでそれはそれで良かったです。
声も動かしている人が演じているのですね。
悲しい声も嬉しくも声も演じ分けていてその辺りもプロの技を感じました。
舞台セットなどはすごくシンプルですがそれがまた世界観を表しているようで素敵でした。
馬を主役にするためにあえてシンプルにしてるのでは？と思うような舞台装置でした。
ところどころに歌われる歌がまた素敵で良かったです。
ほぼセリフで進み、シーンの終わりにポイントとして歌い人が現れるのですが、詩的な朴訥とした歌で、字幕を見ながらでしたが、ヨーロッパの雰囲気が伝わってくるような温かい歌でした。
娯楽作品というよりは、ある意味芸術作品に感じた作品でした。
16歳には全然見えない役者さんが演じてはいますが、生で観ないとなかなか雰囲気は伝わってこないと思うので、貴重な機会をもらえてよかったです。
アンコールは撮影可能でした。
