思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

140330 Trace U @大学路ユニプレックス

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18:00
이우빈 イ・ウビン : 이율 イ・ユル
구본하 ク・ボナ : 문성일 ムン・ソンイル

***
↓ラスト完全ネタばれあります。

今回の旅ラストに観たのはこちら。
ゆるくんのウビンが素晴らしいともっぱらの噂で(わたしの周りだけではないはず)、しかもゆるくんが20日で一番早く抜けてしまうということもあり、チケットがプラチナ化している公演を観に行きました。

実はこの公演の前にナビショック(詳細はグルーミーの記事をご覧ください笑)を断ち切ってくれる素晴らしい出来事があり、すっかり傷が癒え(←早過ぎる)、グルーミーとは一転してもの凄く集中して観ることができました。
完全に気持ちは前のめり。マナーがあるから気持ちだけね。

プレビューと併せて2回の観劇ではいまいち掴めなかったストーリーも、3回目となるとだいぶ分かるようになり聞き逃していたセリフもちゃんと拾え、ようやく話が繋がりました。
ソンイルくんボナがとても分かりやすかったのもあるかも。
ソンイルくんはブルメポ以来で、そんなに多くの作品で観たことはないのですが、きっと役に入り込むタイプなのですね。
全身全霊を込めたボナ、という感じでとても良かったです。
そしてロックバンドのボーカルがぴったり。
舞台上での動き方とかもまさにライブ慣れしているボーカルで、きっと個人的にもロックが好きなんだろうなーと変な感想を持ちました。
客席いじりも上手で、あー暑い!なんでこんなに汗が出るんだ?誰かティッシュ持ってない?と客席でお客さんにもらったティッシュで汗を拭き拭き。
そして客席を掻き分けながら進んで行き鏡ない?とメイクの乱れを気にしながら座り込むという自由さ。
そのまま空席の上に立ち上がったりしてました。
その間舞台のゆるくんはたぶん2つぐらいしか知らないであろうコードでギター作曲中(笑)
全くソンイルくんに見向きもせずおもしろかったです。
あの時は休憩タイムなのかな。。

インターミッションはありませんが、ウビンが事件をボナに話す辺りからこの作品の第二幕が始まるとわたしは理解しているのですが、そこからのゆるくんは凄かった。
抑えた演技が逆に凄みを増していてゾクゾクしました。
椅子を使って隠れんぼみたいなことを序盤にもしていて、その時はボナが先に始めて2人で歌いながら楽しくしふざけ合っていたのですが、最後のシーンでは放心するボナに向かってふざけるようにゆるウビンが1人で同じことをするんです。
そのゆるウビンの笑っている表情がほんと恐ろしくて恐ろしくて。
この2人のTrace Uはボナからウビンへ、すなわち残ったのはウビンだとわたしは理解しました。
元々コントロールしていたのはウビンで、利用されたことを知ったボナは自ら消えることを選ぶ。
そんなラストシーンでした。

そしてラストのラスト、1人で歌うウビンを見つめながら客席から現れたボナ。
そっとウビンの後ろを歩いて舞台袖に消えていきました。。

うんそほペアは最後は辺り少し曖昧で、きっとわざとどうとでも取れるようにそうしているんだと思うのですが、わたしの観た回は2人で共生することを選んだようにも思えました。
それとは違って、ゆるそんいるペアははっきりしていたように思います。

なんだか凄いものを観てしまった感満載なゆるそんいるペア。
一度でも観れて良かったです。
「アーデレェード!ぽごしぽっそ〜♡」と愛嬌満点だったネイスンはどこへ消えてしまったのか…笑
ゆるくんほんと凄いな。