タイトル:王の男
監督:イ・ジュンイク
キャスト:カム・ウソン、チョン・ジニョン、カン・ソンヨン、イ・ジュンギ
2005年12月29日 韓国公開
ジャンル:時代劇、ドラマ
上映時間:119分
<王の男の見どころ>
韓国映画界ではあまり受け入れられなかった“時代劇”というジャンル、そして韓国社会で認められなかった“同性愛”というテーマにもかかわらず、『王の男』は1000万人以上の観客動員数を記録し、多大な影響を及ぼした大ヒット映画だ。ジャンセンの役を演じたカム・ウソンの素晴らしい演技が話題となった。また『ホテルビーナス』に出演し、日本でも大人気の“女より美しい男”イ・ジュンギが、この『王の男』で若手トップ俳優の仲間入りを果たし、“イ・ジュンギシンドローム”を巻き起こした。
<王の男のあらすじ>
朝鮮時代燕山朝。女性よりも美しい芸人仲間のコンギル(イ・ジュンギ)を率いて漢陽(今のソウル)に上京して来たジャンセン(カム・ウソン)は、王とその愛人であるノクス(カン・ソンヨン)の関係を風刺した劇で街の名物となる。しかし、王を茶化したその芝居を宮廷が知り、屈辱罪で芸人一行は捕まってしまう。もう死ぬしかないと観念したジャンセンは、意を決して勝負に出る。この芝居を王の前で上映し、王を“笑わせる”と・・。しかし、芸人達は王を目の前にして、極度の緊張の為、思うように劇は進行しない。もはやこれまでかと思ったが・・・。
cf. wow!korea
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これがイ・ジュンギの王の男ですかー。
いやはや、美しいですね。
弱く見せながらも芯が通っている美しい男を熱演されています。
最近抜かれたというニュースを見た気がしますが、それまでは歴代入場者数トップの大ヒット作ですよね。
特に描写されている訳ではありませんが、カン・ウソンとイ・ジュンギの関係性はよく受け入れられたなーと感心。
でも、わたしは女だけど、あれだけ美しい男だったら理解できるような気もします。
朝鮮王朝の煌びやかな美しさも際立っていて、王の哀しみや狂気じみたところも、王宮の美しさと対比して感慨深いものがあります。
ジャンセンとコンギルの未来が明るいものであればいいな。