クォンさんに別れを告げ、バスで一路安東へ。
バスの料金はW12,000でした。安い。
朝の8:30のバスはどうやら直通バスだったようで、事前情報では慶州から安東まで3時間かかると踏んでいたのが、なんと2時間で着きました。
あまりにも突然着きすぎて、慌てて降りたのでiPhoneが見つからず、駐車場に停車しているバスの中まで探しに行く大騒動。
結局はカバンの中から見つけました。
お騒がせして申し訳ない…
安東へ着いて、そのまま河回村に行きたかったんだけど、実は安東のバスターミナルが新しくなっていて、旧バスターミナルから5kmほど離れたところに移転してしまっていたんです。
ガイドブックはもちろん旧ターミナル情報で書いてあるし、結局は河回村へのバスを見つけられず安東市内まで出ることに。
とりあえず安東駅で一度降りて近くで腹ごしらえ。
安東は塩サバが有名だと聞いていたので、サバを食べることに。
でもガイドブックのどこにもお店の場所が書いてないので、さてどうするかと思っていたらサバっぽい看板を発見。
っぽいだけで入りましたが、お店は間違いなく専門店でした。
しかも、その後安東の至るところで看板を見つけることになるおじいさん(たぶん社長さん)もそのお店にいらっしゃるという。
奥のポスターのおじさんね。
一緒に写真撮ってもらいました。
適当に入ったお店が有名店だったみたい。笑
駅でて左すぐにあるお店です。
味も非常に美味しかった!
安東塩サバ定食、ぜひ食べてみるべきです。
その後、バスはちょうど良い時間がなく、タクシーで河回村まで向かいます。
タクシーだとW30,000しないぐらい。
安東市内のバスがW1,200なので、比べてしまうと非常に高く感じますが、日本で考えるとかなりお安いです。
30分ぐらいの距離を¥1,000ちょっとで行ってくれるんですから。
安東は交通の便が少々不便なのでタクシーもうまく使うのがオススメ。
河回村は住人の車しか中には入れないように制限されているので、案内所のお姉さんに宿のオーナーに電話してもらい、案内所のところまで迎えにきてもらいました。
案内所のお姉さん、可愛くて日本語も上手だしすごく優しい。
オーナーは日本語はほとんどできないらしく、わたしたちのたどたどしい韓国語と少しの英語で意思疎通。
朝ごはんの時間もきちんと決めて、地図を見ながら回り方も教えてくれました。
この方もいい人。
わたしたちはいい人ばっかり出会います。笑
河回村は仮面舞の村としても有名で、月水土の14:00から無料で仮面舞の公演を見ることができます。
わたしたちが行ったのは水曜日。
ということは公演がある日!
別に合わせて行った訳ではなく全くの偶然ですが、やはりわたしたちは持っている部類に入るのかもしれませんw
公演はコメディタッチで、至るところで笑いが起きてました。
わたしたちは物語を理解するのが難しく、動きで判断力するしかないんだけど、コントみたいなものだと感じました。
仮面被ってるのに動きで表情が現れるってすごい。
河回村には宿泊するのでゆっくり見て回るのは明日にして、少し離れたところにある陶山書院に向かいます。
ここへは安東市内からバスで40分ちょっと。
最終に乗ったので帰りの便に乗るためには50分ぐらいしか時間外がなく少し心配しましたが、50分もあれば見て回るのに十分。
ちゃんと計算されてバスの時間も組まれているようです。
陶山書院はかなり山の中で、他には何もないようなところ。
風景もかなりのどかです。
ちょっとのんびり物思いにふけりたくなるような…
こういうところで勉強すると捗るかもしれません。
市内へ戻り、河回村に戻る前に夜ご飯。
韓食ばっかり食べ続けてたので、たまには…ということでMr.Pizzaへ。
相変わらずサラダ食べ放題が素敵です。
2PMとのコラボは継続中で、味が少しでも違った方が食べ切れるだろうとジュノピザを頼みました。
頼む時若干恥ずかしかったのは言うまでもない。
安東の繁華街は道を整備している最中らしくあちこちのアスファルトがはがされてましたが、整備終わったらきっときれいな街になりそう。
大学があるようなので若い人も多かったです。
さて、今回の旅の最大の目的の一つでもある民泊ですが、思っていたよりも快適!
基本わたしはどこでも寝れる人なのですが、クーラーなしの藁葺き家、バストイレ共用でもそれは変わらないようです。
部屋は4畳ぐらいの小ささで蚊帳がある、どことなく懐かしい感じ。
雨が降っていて蚊はいなかったので蚊帳は使ってないですが、蚊帳で寝るなんてうん十年前におばあちゃん家で体験したのが最後!とテンション上がりました。
周りもほんとに静かで街灯もほとんどないので、きっと星もきれいなはず。
また来たいと思わせてくれる素敵な場所でした。