19:00
モーリーン : 那須佐代子
パト : 吉原光夫
レイ : 内藤栄一
マグ : 鷲尾真知子
作 : マーティ・マクドーナー
演出 : 小川絵梨子
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マクドーナー×小川さん×風姿花伝プロデュース=絶対観る！という公式が瞬時に弾き出され、観に行ってきました。
本来ならしゅうさんもプロデューサーとして関わっているはずの作品ですよね。
妻の鷲尾さんのインタビューをいくつか読みましたが、本当に惜しい人をなくしてしまって悲しい気持ちでいっぱいだったのですが、この作品は奥様である鷲尾さんに出てほしいとしゅうさんが望まれた作品のようで、ご夫婦の絆も感じることができました。
母親役の鷲尾さんと娘役の那須さんの掛け合いが素晴らしくて、風姿花伝の小さな劇場でとのすごく近いので本当の親子ゲンカに我々も巻き込まれたのかと思うような臨場感。
マクドーナーっぽいグロテスクな部分は少し少なめな作品でしたが、何が本当なのか分からなくなるような倒錯感満載で、最後はモーリーンの混乱とわたしたち観客の混乱が同調して終わるようなストーリーになっていました。
パトはいったい何者だったのか、マグはどうして亡くなったのか…
最後まで観ると、タイトルの『THE BEAUTY QUEEN OF LEENANE』の意味がよく分かる。
少ない人数でとても見応えのある作品で、演者さんたち皆んなに拍手と御礼が言いたいぐらいの充実度でした。
光夫さんの2枚目っぷりも存分に堪能させていただきましたし、これからも風姿花伝の作品は応援していきたいです。（劇場がもう少し駅から近ければなおよし）
↓頂いたしゅうさんのマッチ
