18:30
門前一郎 : 横山裕
越後君子(小百合チエ) : 中川翔子
山辺音彦 : 浜野謙太
間リエ : 本仮屋ユイカ
竹中プロの社長秘書 : 小林タカ鹿
テレビ番組プロデューサー : 玉置孝匡
ジミー・アンドリュウス : 馬場徹
竹中郁子 : 銀粉蝶
有木足 : 竹中直人
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不思議な作品だった。
妄想歌謡劇というくらいなのできっと摩訶不思議な世界観なんだろうな、と思っていましたがまさにその通り。
横山くん演じる門前が、自分が創り出したジレッタの妄想と現実が描かれますが、最後には境目が分からなくなり飲み込まれていくという、なんとも手塚治虫らしい作品でした。
横山くんの舞台は初めて観たのですが、演技もとっても良くて、門前は大変な役所だと思いますが、全身全霊をかけて演じていたように思いました。
カーテンコールでの出し切った感もすごかった。
こういうJ系の皆さんの舞台を観に行くことがなかなかないのですが、いい俳優さんもやっぱり多いんですよね。
事務所の縛りなく、チケットが通常の作品と同じように扱われて取れやすくなれば、もっと広まっていくと思うのですがいかがでしょうか？
しょこたんの特殊メイク(?)がお見事で誰か全然分からなかったのと、ばーちょんさんはやっぱりええ声だったのと、本仮屋ユイカちゃんの顔がめちゃめちゃ小さかったことも心に残っています。
たまにはこういう頭を柔らかくするような作品を観るのも良いですね。
