14:00
マイケル : 佐川和正
グリーンバーグ : 藤田宗久
ピーターソン : 安藤みどり
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日本で観れてよかったシリーズその2。(いや、その2でもないような気もする…)
エレソンことエレファントソングが日本で上演されると聞いて、初めての下北沢小劇場に潜入。
ほんとにほんとに小劇場だった!
テハンノの小劇場に慣れているわたしが驚くほどの狭さ!笑
人が座ってたら奥には入れない。
座ったら前の座席に膝がつく。
そして真っ直ぐ立てないぐらいに天井が低い。
こんなところもあるのかと軽くカルチャーショック。
こういうところって探せばたくさんあるんでしょうね。
日本の劇場が少ないとおっしゃる方いらっしゃいますが、たぶんテハンノは固まってあるだけで、日本にはライブハウスとか山のようにあるし、探せば日本の方がよっぽどたくさんある気がします。
劇場にかなりのカルチャーショックを受けたので前置きが長くなりましたが、やっぱりエルソンは良い作品ですね。
この作品はグーテンバーグとは違って映画も観たしある程度聴き取れるので新たな発見は特になかったのですが、マイケル役の佐川さんが良かったので、マイケルの孤独が心に刺さって哀しかったです。
グリーンバーグ先生がちょっと弱くてもっとヒリヒリするような神経戦を期待していたのですが、それはちょっと残念だったかもしれません。
あとはわたしの好きなピーターソンとのシーンがほとんど記憶にない。
ということはあまり印象的なシーンではなかったということなので、その辺りもちょっと残念だったかな。
マイケルとピーターソンのあのシーンがあるからこそラストがよりぐっとくるような気がするので。
それにしてもウンソクさんやソンウくん、ジェギュンくんは素晴らしい俳優さんだなと改めて思いました。
今回の佐川さんも良かったのですが、小悪魔的な雰囲気はなかなか出せないもんなんですね。
その辺りを兼ね備えている3人はほんとに稀有な存在だと思いました。
日本にも誰か1人欲しいぐらいですね。
またウンソクさんマイケルの手のひらで転がされたいです。