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思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

160919 ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ @紀伊国屋ホール

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13:30

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ : 橋本さとし
テオ・ヴァン・ゴッホ : 岸祐二
 
***
 
観るならこのペア、と決めていた大人ペアを観てきました。
日本で映画上映会を観て(観たよね?)、韓国版ではヒョンギュンさんユドクさんペアを観たので実質3回目かな?
(映画上映会は記憶が定かではないのだけれど、大丈夫か自分。)
演出は韓国版とほぼ一緒で、プロジェクションマッピングの中で熱演するさとしさん岸さんはとても素晴らしかったです。
まさに熱演!といった感じで、客席までびしばし熱量が飛んできました。
 
特にさとしさん演じるヴィンセントは精神的にも追い詰められていくので、演じるさとしさんもつらいようで、その後のスペシャルイベントでは練習時の話にもなっていましたが、ヴィンセントと自分の境目がたまに分からなくなり、ふらーっと1時間ぐらい散歩に出掛けたりして精神状態を保っていたそうです。
絵に懸ける情熱や孤独、それとは対照的に最期の何もかも失くしてしまった後の清々しい顔など、ヴィンセントのことがより深く理解できたような気がして、さとしさんよくこの作品を受けてくれたなぁと有り難さを感じたぐらいでした。
 
テオ役の岸さんもとっても良かった。
ヴィンセントに対する憧れや尊敬、世間に知ってほしいという強い想いなんかが伝わってきて、とてもいいペアだなと思いました。
ベテランでたくさんの役を演じてきたお二人だし、MonStarsなんかで一緒にいることも多いからなのか、安定感や信頼感が半端なかったです。
テオ役の役者さんは、お父さんやゴーギャンなどひとりで色々な役を演じ分けるのですが、岸さんはやっぱりとても芸達者で何でもできちゃう。
器用な俳優さんというイメージがわたしの中で定着しつつあります。
 
韓国でヒョンギュンギさんユドクさんで観たときは初日だったので、小道具の使い方とかに慣れてない感じがしてちょっとはらはらしたのですが、今回はできる弟、岸テオが色々と機転を利かせていたそうです。
わたしが観た回は、さとしさんヴィンセントが熱演のあまりイーゼルを壊してしまい、それに気づいた岸さんは、後から使うときに支障がないように別のイーゼルにこっそり変えておいたりしていたようで、助かった〜!とさとしさんもおっしゃっていました。
さすが三男、あんな熱演の中、冷静でよく気が利いて素晴らしい。
 
この日はスペシャルカーテンコールとしてcubeサンクスイベントがあり、cube所属のさとしさん、岸さん、上山さんがご出演。
上山さんがテオ、岸さんがヴィンセント、そしてさとしさんはなんとテオの子供版ヴィンセント。笑
まさかの半ズボンにキャップという出で立ちで笑ってしまいました。
こういうサービス精神が旺盛なところもやっぱり好きだなぁと思うところです。
帝劇でプリンシパルを演じていたような人ですよ?
こんなベテランがいる日本のミュージカル界の未来は明るいと思うのはわたしだけでしょうか。笑
 
作品としては音楽が若干退屈な部分があって途中でだれてしまうのですが、それを乗り越えればぐっと引き込まれていく作品です。
曲はいいと思うのですが何ででしょうね?
同じような曲に聞こえるからかな?
それを考えると、名作と言われる作品やワイルドホーンさんやリーヴァイさんなど、同じ曲をリプライズとして繰り返すのに全く違った印象になったり、同じだと感じさせないってすごいんだなと思ったりもします。
 
話は逸れましたが、さとしさん岸さんの熱演に拍手を送りたいです。
この作品に出てくれてありがとうございました。