思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

160814 카포네 트릴로지 THE CAPONE TRILOGY@弘益大アートセンター 小劇場

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14:00

OLM MAN:이석준 イ・ソクジュン
LADY:김지현 キム・ジヒョン
YOUNG MAN:윤나무 ユン・ナム

 

***


再演を繰り返し好評なので一度は観たかった作品。
ロギスやKill Me Nowを観て、すっかりナムさんのことを信頼してしまったので(現金)、図らずも今回はわたしの信頼する役者さんたちが3人揃うキャストで観ることができました。

まずは会場の作りにびっくり。
弘益大小劇場は何度か足を踏み入れたことのある劇場なのですが、わたしが思う形と全く変わっていて衝撃。
チケットブースを抜けるとそこはホテルのロビーになっていて、簡単に写真や調度品みたいなものが展示されています。
何これ何これ!とひそかに興奮するわたし。
写真撮影可能だったようなのですが、お気に入りの俳優さんの写真がなかったので撮影を断念。(ほんと現金)

一枚だけ、ホテルの宿泊客が書き込めるノートのようなものが残っていたので撮ってみました。

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劇場に入った瞬間に異空間って、なかなか味わえないので、ウィーンで観たTdVやNYで観たSleep No Moreを思い出してテンションが上がりました。
今回は小劇場だからこそできることなのかもしれませんが、こういった劇場がもっと増えると楽しいのに。

お話としては、今回はコメディバージョンを観たので、俳優さんたち3人のこれでもかというほど力の入った熱演に圧倒されつつ、ケラケラ笑いながら観ることができて楽しかったです。
女優(ダンサー?)である女性を中心とし、男性2人が色んな人に早代わりしながらドタバタ劇を繰り広げていくのですが、皆さんもう芸達者なのでそれを見ているだけでも楽しいです。
この日はナムさんのお誕生日だったようで、サプライズでケーキの贈呈が冒頭にありました。
一旦素に戻りつつも切り替えて、まるでお話の一部かのように自然に進んでいくのがすごかったな。
後でお誕生日をちゃんと調べないと、毎回やっているのかと思うぐらいでした。
100人足らずの小さな劇場なので、みんなでハッピーバースディを歌うと、なんだか本当に誕生日パーティーに来ているかのような感覚に陥りました。

ホテルの1室で起こる出来事を我々観客が覗き見しているような作品なのですが、入り口とバスルームに続く扉が2つあり、そこを出たり入ったりしながら男性2人が色んな登場人物になっている姿が迫力満点でした。
汗もびっしょりかきながらの熱演で、スピード感溢れる流れはさすがテヒョン演出家。
同じキャストで他のバージョンも観てみたいという、リピーター心をくすぐられる作品だったと思います。

今回は残念ながら1ペアしか観られませんでしたが、他キャストやスリラー・サスペンスといった他バージョンもたいそう気になっているので、機会があればまた観てみたいです。
良いキャストで再演よろしくお願いします。