160707 I♡MUSICALS @日本武道館 - 思ったことを好きなだけ

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18:30

Norm Lewis ノーム・ルイス

Ramin Karimlooラミン・カリムルー

Peter Jöback ピーター・ジョーバック

Sierra Boggess シエラ・ボーゲス

新妻聖子

＊＊＊

あぁ、もう本当に素晴らしいコンサート！！
終演後軽く興奮して席を立てなかったぐらい素晴らしかったです。
こんな幸せな時間を日本まで運んでくださって、ありがとうございました。

このI♡MUSICALSは日本独自での開催ではなく、世界中で開催されているコンサートなんですよね。

今回もいらしていたピーターさんが発起人だとか。
だからなのか、よくあるような寄せ集めでちょっと歌って帰る、みたいな消化不良のコンサートではなく、お客さんがどんな歌を聴きたいのか、お客さんをどうやって喜ばせようか、そんな観点からきちんと作られていた舞台のように感じ、ものすごく満足度の高いコンサートでした。
構成から曲目、そして何と言っても出演者の圧倒的な歌声に圧倒され、30曲以上という幸せな歌のシャワーを思う存分浴びることができ、自分の身体と心が喜んでいるのが分かるぐらい満足です。

全てが素晴らしかったので順番をつけることはできませんが、特に印象に残っているのはこの5つ。

命をあげよう　新妻聖子
オペラ座の怪人　ラミン・シエラ
Gesthsemane　ピーター
One Day More　全員
Climb Every Mountain　全員

曲が始まると皆さんぐっと世界に入るので、もう情景が眼に浮かぶんですよね。
どれがどんな場面かというのが分かるほどわたしもI♡MUSICALSな一員だということも思い知ったのですが（笑）、すべてのミュージカルが観たくなってしまいました。

聖子さんはこのメンバーの中で一歩も引けを取らずに堂々と歌いきっていて、『命をあげよう』では思わず泣いてしまいました。。
わたしの中ではめぐみさんと聖子さんは別格。
同じ日本人として誇らしくも思いましたし、本当に日本の宝ですよね。
聖子さんのキムが観れなかったことを残念に思っていたのですが、今回観れて感激です。
作品としてはストーリーがあまり好きではないのですが、曲は本当にいい曲揃いですよねサイゴンって。
ラミンとの『The Last Night of The World』も素敵だったし。

デュエットと言えばやっぱりラミンとシエラの『The Phantom of the Opera』は最高ですね。
MCで言ってましたが、これだけ長い間世界中で上演を繰り返されていて、たくさんの方が怪人もクリスティーヌも演じていますが、Love Never Dieも含めてラミンにとってのクリスティーヌはシエラだけなんだそう。
お互いの信頼感というか阿吽の呼吸というか、もうぴったりで鳥肌が立ちまくりでした。
日本ではこんなに綺麗なソプラノで歌ってくれる方が少ないので、別次元の世界に連れて行かれたような気にもなりました。
こんな素晴らしい『The Phantom of the Opera』を観てしまったらもう他の方では観れなくなってしまうのでは・・・と若干不安。

あとはピーターの『Gethsemane』も今まで聴いたことのないようなアレンジで、かっこ良すぎて鳥肌。
MMSのときにも思っていたのですが、ピーターって声がちょっと個性的で好きな声なんです。
そんなピーターが大好きなJCSを目の前で歌ってくれるという幸せは言葉にできません。
クラシカルな歌もお似合いですが、やっぱりわたしはピーターの歌う曲ではロック調の曲が好きですね。
MMSぶりの『Kiss of the Spiderwoman』もかっこよかった！

元々わたしがラミンやノームを知ったのはレミ20周年記念DVDなのですが、ミュージカルデビューが遅かったわたしは、初めてこのDVDでレミを知ることになりました。
なので、その時からわたしの中の理想のジャベールはノーム、アンジョはラミンなんです。
他は結構日本版で実際作品を観て、お気に入りの記憶が書き換えられたりしているのですが、これだけはどうしても揺ぎなくて。
BWでラミンバルジャンを観たときでさえ、アンジョで観たかった・・・と嘆いたぐらい。
作品中では観れなくても、今回ノームジャベとラミンアンジョ（+バルジャン）でこの『One Day More』が聴けて天にも昇る心地でした。
この日は七夕だったので、本当に願い事が叶ったような気分です。

アンコールでは『Climb every Mountain』を全員で歌ってくれ、ここでもわたしはまた涙。
素晴らしい時間への感動と、清らかな心をもらったように思え、感謝しかありません。
日程がまだあれば、リピートしたいぐらい素晴らしかったです。

まだまだ書き足りないことはたくさんあるのですが、全部は吐き出さず、すべて大切な思い出として胸の中にしまっておきたいと思います。
最後にセットリスト。