思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

160705 ジャージーボーイズ @シアタークリエ

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19:00 WHITE

トミー・デヴィ―ト : 中河内雅貴
ボブ・ゴーディオ : 海宝直人
ニック・マッシ : 福井晶一
 
ボブ・クルー : 太田基裕
ノーム・ワックスマン : 戸井勝海
ジップ・デカルロ : 阿部裕
 
***
 
あっきーさん凄い…!
元々色んな声を出せる人だと思っていたのですが、一番最近観たのがDNA SHARAKUのあのぶっ飛んだ役だったので、どういう風になるのか疑心暗鬼だったのですがそこにはもう天使が。
メンバーかつプロデューサーのボブ・ゴーディオ本人にヴァリ役として選ばれただけあって、ジャージー・ボーイズをそんなに知らないわたしでも声質とか雰囲気とかそのままなんじゃないか?!と思うほどで、素晴らしいの一言です。
 
映画版を観ていたので話の内容は理解していたのですが、ジャージーボーイズのメンバーそれぞれにスポットライトが当たるような構成になっていました。
狂言回し的な役割はトミーが引き受けているので、トミー中心のお話なのかな?とわたしは受け取りました。
もちろんフランキーも中心人物なので、トミーとフランキーのお話、と言った方が正しいのかもしれませんが。
今回はWHITEチームだったのでトミー役は中河内まさくんでしたが、ちょっと柄の悪い感じが良く出ていてよかったなぁ。(褒めてる)
ジャージーの田舎から抜け出してビッグになったにも関わらず、どこか劣等感が抜けきれず、天才ボブとフランキーに対する嫉妬心とかからギャンブルに走ってしまったんだなぁということがよく分かる感じ。
ダンスはやっぱりキレキレで見ていると楽しいし、歌も特に問題なく(わたしは数作品しか観たことありませんが・・・)楽しませてもらいました。
いい感じで嫌な役っていうのがこのトミーに求められることなんですね、きっと。
藤岡さんがどう演じるのかも気になるところです。
それにしても舞台で横に皆さんが並ぶと、まさくんは顔が小さすぎてびっくりしますね。(余談)
 
福井さんのどっしり構えた安心感と、海宝くんの若手なのにあの妙に落ち着いた安定感も素晴らしかったな。
福井さんはあれだけ歌えるのに歌のパートが少なく、台詞自体も少ないのでちょっともったいない感がありましたが、みんなの兄貴的存在ニックはよくお似合いだと思いました。
海宝くんは天才かつ計算的で、着々と自分の道を進んでいるようなボブが、あまり寄り道をせず真っ直ぐ進んできた海宝くんそのままにも見えたし、登場シーンでのキラキラは健在で、思わず目を奪われてしまいました。
さすがディズニーが選ぶ男。
 
正直言って、回りすぎる盆があまり好みではなく、もしかしたら藤田演出はあまり合わないのかも、と思わなくもないのですが、WHITEはとてもまとまっていて良いチームだな、と思いました。
REDはもう少ししたら観る予定なので、WHITEとの違いなんかが分かればいいな。
と言いつつ、基本的に違いの分からない女なので、あまり期待はできませんが。笑
ワンキャストのアッキーさんは大変だと思いますが、最後まで喉もケアして頑張ってほしいです。