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思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

160619 ラディアント・ベイビー @シアタークリエ

Musical Report Japan

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12:30

キース・ヘリング : 柿澤勇人
ツェン・クワン・チー : 平間壮一
アマンダ : 知念里奈
カルロス : 松下洸平
Miz
汐美真帆
香取新一
MARU
加藤真央
戸室政勝
エリアンナ
大村俊介
おぐせいくこ
Spi
子役 : 朝熊美羽、設楽銀河、ミア

 

***


なんだか凄い熱量の作品でした。
キース・ヘリングの一生を描いた作品ですが、主演のかっきーをはじめとして、出演者の方々皆さんがパワフルでスピード感満載なダンスと演技で駆け抜けていった感じ。
特にキース役のかっきーの熱演は凄まじくて、芸術家としての苦悩や孤独を、ミュージカルとして華やかにだけじゃなく、内面から発していたように思いました。


80年代の閉塞的な白人社会からニューヨークへ出て、様々な刺激を受けつつ、限りある自分の人生の中で、もがきながらも自分自信をアートを通して具現化していったのがキース・ヘリングという人だったんだろうな、と分かるような作品でした。

至るところでかっきーがすごい!と噂になっていたのでどんなもんかと思っていたのですが、噂に違わず歌って踊って悩んで苦しんで爆発して、ほぼ出ずっぱりの2時間ちょい(幕間除く)、これはしんどいわ…と納得。
若さと勢いと孤独と、これはかっきーにしか演じられない役かもしれないなぁと思いました。
もの凄い体力がいるだろうから、まずその時点で並大抵の役者さんでは難しそう。。

 

かっきー以外の皆さんも踊って歌ってハードゲイ風な演技まで(笑)多才で、作品のスピード感を表現するのにぴったりだったように感じます。
平間くんを舞台で観るのは実は初めてなのですが、元々はダンスの方なんですかね?
かなりキレキレで踊っていてびっくり。
エンジェルは絶対平間くんで観るべきだったな、と後悔しました(秘)
演技も上手で、自分もHIVに侵されながらキースの才能を信じ、お互いを高め合う姿勢がすごく良かったです。
ラストの白い服を着てキースと語り合うシーンでは泣き笑いの表情が何ともセクシーで、しかもキースを見つめる眼差しも優しくて、キースにとっても大切なシーンなのにクワンばっかり見てしまいました。
わたし、こういう表情に弱いのですよ。

 

カルロス役の洸平くんは、かっきーと出演しているというだけで違う作品での恋人役のイメージが強すぎて、同じようなセリフを逆の立場で言ってたりするのが楽しくて、役替わりスリルミーを一瞬観た気分にもなれました。
自分を見てくれないキースに業を煮やして別れを告げるシーンも何だか色っぽくて、こういった役が本当に似合うなーとしみじみ思ったりしました。
もうどうせなら、極めてもらいたいぐらいですね。

 

ポップな舞台セットもそうですが、ダンスや所々でアンサンブルさんたちもフィーチャーされているような演出で、ニューヨークの多様な雰囲気を表したかったのかなぁと思ったりしました。
個人的には何度もリピートするまでには至らなかったですが、再演あればまた観てみたいとは思います。

 

最後まで怪我なくかっきーにはがんばってほしい、と思っていましたが、残念ながら前々楽でアキレス腱断裂の大怪我をしてしまったのですね。
舞台セットからセットに飛び移ったり、これちょっと危ないなぁとヒヤヒヤするような場面もあって、あぁやっぱり…と思ってしまったところもありました。
気を抜いてしまった演者側にも責任はあるかもしれませんが、アンダーつけるとか公演日程を考えるとか、負担を少しでも減らしてあげることはできたと思うので、残念で仕方ありません。
大人の事情も理解してるつもりですが、無事公演を成功させるには必須事項だと思います。
観て分かるぐらいかっきーの負担が大きかったので敢えて最後に。
一番悔しいのは本人だろうし、また演りたいと強い気持ちを持っているみたいなので、次回はぜひ生かしてほしいと思います。
お疲れさまでした!

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