병구 ビョング : 정원영 チョン・ウォニョン
강만식 カン・マンシク : 강필석 カン・ピルソク
순이 スニ : 김윤지 キム・ユンジ
추형사 / 멀티 チュ刑事 / マルチ : 육현욱 ユク・ヒョヌク
***
2回目。
前回観て、このB級感溢れる作品をここまで熱演する俳優さんたちのプロ意識を見せつけられ、ハマってしまった作品。
今回もわたしの大好きなそくさまとゆるくんで観るつもりだったのに、いきなりのキャスト変更に泣かされそくさまとウォニョンさんのペアになってしまいました。
でもウォニョンさんも実はずっと気になっている俳優さんで、いい機会なので観てくることに。
ウォニョンさんの公演どこかで観たことあったかな?
観たような気になってるだけで、たぶん一度も作品を拝見したことはなかったと思うんですよね。
ウォニョンさんはちょっとハスキーな声と、大人と子供を混ぜ込んだような不思議な魅力のある俳優さんだというイメージを持っていて、観たこともないのに勝手に好きな俳優さんだろうなと確信していました。
ゆるくんは演技に見えないような自然さが、いつ観ても天才的で素晴らしいと思うのですが、逆にウォニョンさんはしっかりビョングを演じているな、というのがまず思った感想。
悪い意味ではなくて、うまいなぁと思わされることがたくさんあって、いちいちお客さんを楽しませるような変な動きをしてみたり、大げさに演じてみたり、見せ方がよく分かってらっしゃるなーと。
なおかつお母さんの最期を看取るシーンなんて号泣しながら演じていて、感情の振れ幅が大きく、こちらまでものすごく心が痛くなってしまいました。
そくさまとの掛け合いもとっても良くて、結構な熱量でウォニョンさんが演じているのでそくさまもつられて熱くなっている感じでした。
相変わらずそくさまのマイクパフォーマンス(違)は圧巻で、早口なので何を言っているかは若干分からないのですが、あのシーンは演じていて本当に楽しいだろうなと微笑ましく観ていられます。
今回のハイライトは何と言ってもラストのシーン、爆弾入りチョッキを着たウォニョンさんビョングがカン・マンシクと対峙するシーンですが、なんと自爆装置のスイッチが取れるというアクシデントが!
これにはみんな大爆笑で、そくさまもウォニョンさんも舞台上で笑ってしまってました。
「ちょっと待って!!」と言いながらあたふたしてるウォニョンさんが超おかしくて、これ何の脅しにもなってないな〜と爆笑。
それでもその後は何事もなかったかのように続行するのはすごい、と役者魂を見たような気がしました。笑
スニは今回のキム・ユンジさんの方がわたしは好みでした。
なんだか無駄に側転してるのとかちょっと頭が弱い感じだとか、大げさなぐらいが楽しいですね。
「さらはじあなー!!」のところも真剣なのになぜか笑ってしまい、色々な面で予想以上に楽しませてもらっています。
わたしの楽天的な脳が難しさを完全に排除している感じですね。
こういう作品は何も考えずに楽しむに限る…!