思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

151205 거미여인의 키스 蜘蛛女のキス @シニョンアートホール(Aアートホール)

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19:00
몰리나 モリーナ : 이명행 イ・ミョンヘン
발렌틴 バレンティン : 송용진 ソン・ヨンジン

日付を間違えて、2回目に観たムンソンデフンペアを先に上げてしまったのでもう書かなくていいかーと飛ばしていたのですが、このペアの記事を待っているとお友達からご指摘をいただいたので書きますね。笑
しれっと飛ばしてたのに気がつくなんてさすが!
いつも読んでいただきありがとうございます^^
(しばらくトップに置いておきますが、そのうち日付順に並び替えます)

***

ということで、わたしの初蜘蛛女はこちらのペアでした。
キャストが発表されてからずっとミョンヘンさんムンソンさんペアが観たかったのですが、ペア固定で公演が始まり、それが叶わなかったのでまずは信頼できる俳優さんミョンヘンさんモリーナを観てみることにしました。
蜘蛛女という作品自体初めてで予習を兼ねて映画を観て行ったのですが、劇中で出てくるモリーナの話が映画のエピソードとは全然違うんですよね。
そこでわたしの頭の中は混乱。
後で小説を読んで分かったのですが(実は全部はまだ読めていない)、小説では比重を置いて描かれているお話だったのですが、映画は少し違うエピソードを取り入れていたのですね。
映画化するのにも色々あるのだと思いますが、個人的には舞台のお話の方が後々しっくり来るので好きかな?と思います。

と、そんな混乱もありつつ観ていたからなのか、いまいち作品に入り込めなくて、この作品は場面が変わる度に暗転するのですが、その度に意識がふっと落ちるという負のサイクルを繰り返し、結局まったく主題が分からないまま幕が下りてしまいました。
特に韓国語は聞き取ろうと頑張らなければいくらでもスルーしてしまえるのでこういう状態になってしまったら危険。
わたしの良くない観劇パターンはまさにこれなんです(笑)
色々と韓国でも観劇してますが、こんな状態になったのは過去2,3回。
残念ながらこの回の蜘蛛女もその中のひとつになってしまいました。

期待していたミョンヘンさんのすべてを包み込むようなモリーナはとっても愛らしくて素敵で、思わずご本人を目の前にしてサランスロウォと呟いてしまうぐらいだったのですが、わたしにとってはヨンジンさんバレンティンがいまいちハマらなかったのが一番の原因かもしれない。
この時はなぜだかよく分かっていなかったのですが、ムンソンさんバレンティンを観たときに、ヨンジンさんの変化していくバレンティンの心情がわたしには掴めなかったことが原因だな、ということに気がつきました。
苛立ちと悲しみは分かったのですが、それ以外の複雑なバレンティンの感情がよく見えなくて、単調に見えてしまったのかもしれません。
そう思うとムンソンさんってやっぱり上手いなぁと実感し、改めてファンになるという現象も起きました。笑
ヨンジンさんの作品もたくさん観ているわけではないので何とも言えないですが、個人的にはあんまりハマらない俳優さんだな、というのが正直な感想。
歌声も個性が強いので、作品によってはヨンジンさんにしか演じられないような作品もありそうですけどね。

ということで初蜘蛛女のキスは、ミョンヘンさんの母性に包まれて終わった、という感想になりました。
お待たせしたのにこんな感想しか書けなくてすみません。(私信)