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思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

151007 CHESS THE MUSICAL @東京芸術劇場

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18:30
フローレンス : 安蘭けい
アナトリー : 石井一孝
アービター : 田代万里生
フレディ : 中川晃教
スヴェトラーナ : AKANE LIV
ウォルター : 戸井勝海
大野幸人

***

ずっと気になる存在だったCHESS、観てきました。
音楽は色んなところで聴いたりしていたのですが、実際コンサートバージョンも観たことがなかったので全くの初見です。
CHESSの知識もなければ冷戦時代の知識もほとんどないので、きっと深く知ればもっと楽しめたとは思うのですが、ちょっと難しいなーと思うところも多々ありました。
おおまかにまとめると、国家に振り回されたチェスプレイヤーたちの悲劇、といった形になるのでしょうか。

皆さん歌えるキャストだったのと、とてもキャッチーな曲も多くて、聴き応えのあるミュージカルとしてその辺りも楽しめました。
特にわたしはかずさんとあっきーさんの感情がこもった歌が好きなのですが、今回も心に届く歌をしみじみ感じながら観ることができました。
アナトリーが1幕ラストで歌う"Anthem"はなんだか聴くだけでテンション上がるし、フレディの"Pity the Child"もすごく切なくて。
あそこは何度もリピートしたいシーンでした。

フレディのモデルが実在することはミュージカルを観終わってから知ったのですが、天才ゆえに抱える苦悩みたいなものをあっきーさんは表現していたような気がします。
あとは役柄的に感情は出していなかったですが、万里生アービターがとても良かったです。
特徴的な手の動きをしていましたが、あれはきっとチェスの駒の動き方なんですよね?
チェスは駒によって動き方が違うということを直前に知ったので、なるほど!とおもしろく観ていました。
ソフトクリームと日傘のシーンは個人的に大爆笑だったのですが、周りが誰も笑っていなかったので自粛しました。
あれは笑ってもいいシーンですよね?笑
万里生さん、実はあまり得意ではなかったのですが、最近とってもいい感じですね。
俳優っぽくなってきたというか。(なぜ上から)

あ、それと忘れてはいけない影の主人公!
アービターとともに狂言回しのような役割だった影アービター(役名勝手につけました)、ダンサー大野さん。
とても印象的な登場の仕方をずっとしていて、しかも美しくてわたしはずっと目が釘付けでした。
大野さんに釘付けであんまり全体を観れていなかったからストーリーが難しく感じたのかもしれない、と思うぐらい見てました。
柔軟なダンスを踊るので、バレエの素養があるのかな?と思っていたら、ジャニーズ出身らしいですね。
それにまたびっくりして、さらに目が離せなくなるという・・・笑

安蘭さんは役柄的なものもあるんだと思いますが、なんとなく同じような歌い方のように感じてしまう部分があったかな。
もちろんお上手なのですが、周りに振り回されるような役よりも、自立してキリっとしている役の方が似合うのかな?と個人的には思ったりもしました。
なんとなくフローレンスはもっと隙のある女性な気がして。

ミュージカルとして作品全体を観ると、なんだか色んなジャンルの音楽がごちゃごちゃっと混ざっているような印象は拭えないんだけど、単体では印象に残るいい歌が多いですよね。
だからこそコンサートバージョンが何度も繰り返されていたのかな?と思ったりもしましたが。
色んなジャンルの音楽を入れるっていうのも良し悪しで、単調なだけだと飽きちゃうし、色んなジャンルを入れるとまとまらない。
ミュージカルの制作って本当に難しいんだなぁといらぬところで再認識したりしました。
CHESSは、ラップがあったり、かなりPOPなものからクラシックな曲まであるので、作品としてあまり統一感がなく、雰囲気がちょっと分かりづらくなった感じがしました。

どうやら脚本の変更も不可だそうで、もう少し変えたらもっと良くなるのに!と残念に思えるところもありましたが、心に残る良い曲と上手い俳優さんたちと大野さんのダンスの美しさで、最終的にはおもしろかった、という感想に落ち着きそうです。
今は大阪で公演中なのかな?
最後までがんばってください!

おまけ
ロビーにあったチェスのセット
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