思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

150827 John Owen-Jones Concert in Japan @東京藝術劇場 オペラハウス

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19:00
John Owen-Jones
ゲスト : 新妻聖子

***

世界のミュージカルスター、ジョン・オーウェン・ジョンさんのコンサートに行ってきました。
世界って広いんですね。
日本にも韓国にも歌が上手い人はたくさんいて、色々と歌も聴いてきましたが、なんだろう、響く声を持っているかどうかというのはまた別問題なんですよね。
どうやったらあんな声出るんだろう。
ものすごく深い声だけではなく、聴いているだけで圧倒される声量もあって、なおかつ変幻自在という、もうどうなっているのかさっぱり分からない感じになっていました。

そして何よりも JOJさんの人柄がまた素晴らしくて、通訳全くなしなのですが、お客さんとのやり取りを楽しんでいる様子がよく分かります。
「僕時差ぼけで眠いんだ、静かだと寝ちゃうよ?」「キャ〜!!」というやり取りが3回ぐらいあったり(笑)、日本のことが本当に好きなんだなぁということが分かるようなMCだったり、お茶目なスターでした。

新妻聖子さんがゲストでしたが、JOJさんは本当に聖子さんのことが気に入っているみたいで、ただのファン化していたのも面白かったです。
以前また共演したいと言っていたら、本当に呼んでくれたんです!と聖子さんはおっしゃってましたが、きっとJOJさんが望んで実現したんでしょう。笑
聖子さんの『ラマンチャの男』も聴けて嬉しかったな。
あの人は日本のDIVAですよね。
もっともっと大きい作品での活躍が見てみたい方です。

色んな歌を歌ってくれましたが、全てが素晴らしく、来日コンサートってこうじゃないとなーとふと思いました。
定型文みたいに同じ歌ばっかり歌うんじゃなくて、お客さんには馴染みがない曲でも、「なんだろうこの歌?いい曲だな」と思わせたらいいんですよね。
通訳さんもいた方が親切かもしれませんが、イディナもMaroon5も通訳なんていなかったし、それでも十分楽しめました。
なので某国のミュージカル俳優さんたちのコンサートが退屈なのはその辺りにあるような気がして仕方ありません。
自分に合っていて聴かせられる曲っていうのを選択してほしい。
わたしの場合は歌を聴きに行っているわけでトークはさほど必要ではないんです。
人柄なんて通訳通さない方が伝わったりするし。

JOJさんのコンサートの感想なのにグチみたいになってしまいました。
それぐらいJOJさんのコンサートが素晴らしかったということです。
特にANTHEMは鳥肌ものでした。
欲を言えばいいホールのはずなのに音響が残念だったのであれはなんとかして欲しい!と思いましたが、それを差し引いても大満足なコンサートでした。
いつか舞台でのお姿も拝見したいです。


<セットリスト>
1. Nature Boy
2. Thunderball
3. Kiss Of The Spiderwoman
4. Music of the Night
5. All I Ask Of You
6. Man of La Mancha
7. Kiss the Air
8. I'd Rather Be Sailing
9. Why God Why?
10. Anthem
 
11. Feelin' Good
12. Motherless Child
13. This Is The Moment
14. Washing You Were Somehow Here Again
15. Till I Hear You Sing
16. Tell My Father
17. The Prayer
18. I Dreamed A Dream
19. Suddenly ~ Bring Him Home
 
En1.You Are So Beautiflu To Me
En2.Rise Like A Phoenix

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