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これ、初心者にはかなり厳しかったです。
蔵之介さんご自身は様々な登場人物を多彩に演じ分けていらっしゃるのですが、初マクベスなわたしには誰が誰やらさっぱり分かりませんでした。笑
お話を知っている、というだけではダメですね。
自分の無知さを反省。
舞台は精神科病棟である入院患者が取り憑かれたかのようにマクベスを演じ始めるのですが、物語と現実も曖昧で、その辺りも初心者には難しかった要因です。
ただ、あのもの凄い台詞量と蔵之介さんの鬼気迫るような演技は一見の価値ありでした。
これ演じたら一公演あたり5kgぐらい痩せてしまうんじゃないかと思うほど。
舞台上にお風呂があり、そこに入ったり出たりするのですが、舞台上での生着替えもあったりします。
ショーシャンクの時にも惜しげも無く素敵な肉体美を見せてくださいましたが、今回もそれはしっかり。笑
(それを目当てに観に行ったわけではないので悪しからず。)
最後はまるで眠るかのようにお風呂に沈んで終わります。
これもきっと物語の何かを表しているのだと思いますが全く分からず。
でももの凄く印象的ではありました。
日本で上演される作品でここまで分からなかったのは久々ですが、ほぼひとりであれだけの舞台を演じ切った蔵之介さんに拍手です。
NINAGAWAマクベス観たら少しは話が分かるようになるかしら。笑
