思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

150705 エリザベート @帝国劇場

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13:30
トート : 城田優
フランツ・ヨーゼフ : 佐藤隆
ルドルフ : 京本大我
ルイジ・ルキーニ : 尾上松也
少年ルドルフ : 松井月杜

***

急遽母と妹と参戦できることになり、母娘で楽しんできました。
城田くんトートは2回目ですが、1回目ともアレンジが違っていて、いつ観てもとても興味深いトートです。
高音部分をシャウトでアレンジしているような気もするのですが、それが持ち味とするとアリなのかなと。
次はどうするの?というワクワク感がとても面白いので、もちろんわたしは嫌いではないです。

この日は久々の大我くんルドルフでしたが、城田くんとだと闇広の喰われっぷりが半端なかったです。
ただでさえ大我くんルドルフって線が細くて弱そうに見えがちなのに、肉食系城田トートに迫られてもう完全に小動物化していました。
あの怯えっぷり!
逃げて!逃げて!と何度叫んだことか。(心の中で)
ただ、それもとっても良くて、演技としてはすごく説得力があって素晴らしかったです。
エリザベートオタクな妹からしても、今まで観た闇広の中で一番良かった!と興奮しておりました。
大我くんルドルフはママ鏡のところも切なくていいですよね。

開幕して1カ月、お疲れが溜まっているのか、城田くんも大我くんも若干声が出ていないような印象を受けました。
でもその分丁寧に演じているような気がして胸に迫るものがありました。
終演後、城田くんファンと思わしき方々の「調子悪そうだったね〜。でも演技は最高だったね!」という声が聞こえて来たのでわたしが思ったのは間違いではなかった様子。
大我くんも体調絶好調!とは言えない状態が続いているようですが、潰れず最後までやり切ってほしいと思います。
がんばれ!

お花さまシシィはもう安定感抜群で言うことないです。
晩年のくたびれた感じもすごくいいですよね。
基本的にシシィに共感できるところはないのですが、お花さまのシシィは腑に落ちるというか、そういうこともあるよね、と広い心で観ることができます。

作品としての成熟度もどんどん上がってきて楽しいです。
こんなに数多く観ることになるとは思ってなかったのですが、ありがたいことにたくさんの機会をいただいているので、最後まで楽しみたいと思います。