思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

150606 나와 할아버지 僕とおじいさん@イェグリンシアター

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15:00
할아버지 おじいさん : 오용 オ・ヨン
준희 ジュニ : 홍우진 ホン・ウジン
할머니 おばあさん : 박보경 パク・ボギョン
작가 作家 : 양경원 ヤン・ギョンウォン

***

2ヵ月に一回ぐらいに抑えたいと思いながらまた行ってしまったソウル。
MERSが流行しているので気になってはいたのですが、自分ができるだけの予防策を取りながら過ごせば大丈夫だろうと決行。
そして足はいつもの大学路に。

今回最初の作品として選んだのは劇団カンダの代表作、僕とおじいさん。
カンダ作品はあまり数は観れていないのですが、どこか懐かしい気持ちにしてくれることがもあって、できれば多くの作品を観たいと思っています。
ただね、この作品、聞き取りが本当に難しかった。。

わたしの場合、自分の集中力が一度切れてしまうと韓国語が全く聞き取れなくなってしまうのですが、これはまさにそんな作品で、ハラボジとジュニの言葉の掛け合いを聞き取ることなくぼーっとしてしまいほとんどストーリーが分からないまま90分が終わってしまいました。笑
後からあらすじを教えてもらい、そういうことだったのね!と思うことがいっぱい。
ハラボジの初恋の人を探す珍道中の中に、ハラボジの生き方だとかハルモニとの絆だとかが色々と詰まっていて、家族のあり方を考えさせるような韓国の方が好きそうなお話だなぁと思うようなストーリーだったようで、きっと聞き取れたらすごく感動していたと思います。(仮定笑)
ただ、聞き取れなくても所々じわっと来るところがあって、特にハラボジの最後のシーンの背中はものすごく哀愁が漂っていてそれだけで泣きそうになりました。

プログラムに書かれていましたが、このお話は演出家兼作家のミン・ジュノさんの自伝のような作品だそう。
役の中にある作家というのはきっとジュノさんのことですね。
しかもミン・ジュノさんはスペシャルゲストとして出演もされているようなので、スペシャル公演を観ることができた方は感激もひとしおだったのではないでしょうか。

今回は、いつか必ず観てみたいと思い続けていたホン・ウジンさんが出演されている回を観ることができてすごく嬉しかったです。
ウジンさんは自然な演技がわたしが思い描いていた通りの俳優さんで、もっと色んな作品でお会いしたいと思える方でした。
興味を惹かれる作品にたくさん出てほしいな^^
ただウジンさん、あまりにも演技が自然すぎて台詞が聞き取れません。
ソクジュンさんと並ぶぐらいに聞き取れない。笑
そんなウジンさんとハラボジ役が異様に上手いオ・ヨンさんとの掛け合いなので、余計に言葉が分からなかったのかもしれません。。

そんな感じで終わってしまったこの作品ですが(笑)、以前のカンダ作品のチケット持参で現場購入するとなんと40%オフの24,000W。
またリベンジするにはいいお値段!笑
現場だと席が限られますが、この日は3列目のセンターブロックととてもいい席でした。
大学路の演劇はよっぽどのことがないと満席にはならないので、こういった割引もうまく活用するといいかもしれませんね。
色々と悔いは残りますが、総じて良い作品でした。
再演されるときには体調万全で臨みたいと思います。