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思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

150413 デスノート @日生劇場

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18:30
死神レム : 濱田めぐみ

***

何かと話題のデスノート
実は大まかなストーリーしか知らず、もちろん漫画も映画も観ていないという状態で挑みましたが、思っていたよりずっとずっとおもしろかったです。
侮ってすみませんでした、と正直に謝りたい。笑
ストーリーについては原作を知っている方に取ってはラストが違ったりして異論はあるようですが、前知識のない者にとってはすごく納得できるし、何しろ曲が良くてキャストが歌えるっていうのがいいですね。

記憶力の良くないわたしにとって、初見のミュージカルで頭に音楽が残る作品ってあんまりないのですが、この作品は違いました。
ライトの曲が頭に残って知らない間に口ずさんでいたりしていて、恐るべしワイルドホーン氏!と驚愕。さすが世界的な作曲家ですね。
他の曲もなんとなく思い出せるので、全体的なコードとかがもしかしたらほとんど同じなのかな?
同じコードを繰り返すことによって印象づけているのかな?と思ったりしました。(わたしの勝手な想像です)

今回実は仕事の都合で遅れてしまい、ライトが舞台の2階で俺こそ新世界の神!と歌っているシーンで客席に通されてしまいました。
前を通過させていただいた皆さま、本当に申し訳ありませんでした。
逆の立場でわたしが座ってて、あの場面で前を横切られたらほんとに腹が立つと思います。笑
劇場の係員さんも少し様子を見てくれたらよかったのにw

最初がそんな風にどきどきして始まったので、1幕は若干退屈かな?と思えるようなところもあったのですが、最後まで集中して観ることができました。
怪我の功名…笑
この作品は2幕に入ってからが断然おもしろくなりますね!
漫画の心理戦が好きな方には少し物足りないようなところがあるようですが、わたしはおもしろく感じました。
テニスのシーンは笑っていいのか分からず、心の中で爆笑していたのですが、後で笑ってもいいんだとお友達に教えてもらい安心しました。
テニス経験者としては、あのフォームだとかっきーの圧勝だな、と冷静に考えてしまった。笑
もしLを意識して徹平くんがあのフォームにしてたのならものすごい役作りですね!
かっきーはもしかしたら経験者なのかな?と思わせるぐらいきれいなフォームでした。

テニスはまぁいいとして、後半に行くに従って徐々にライトが崩れていくのですが、その様子がなんだかリチャードを見てるかのようで、かっきーにすごく合った役だなと思いました。
若々しさだとか負けず嫌いで幼稚なところとか。
そういえば、リチャードとライトって同い年ですね、19歳。
わたしかっきーはスリルミーでしか舞台は観たことがないので、そのイメージが強くて所々リチャードと重ねながら観ていました。
ラストシーン後、一度暗転した後に明るくなってそのままライトとLが立ち上がりカーテンコールとなりますが、立った瞬間にかっきーの汗がどばどばどばと音を立てるかのように垂れていたのを、わたしは見逃しませんでしたよ。笑
最後はそれぐらいの熱演でした。

徹平くんは初めて舞台で拝見しましたが、歌も演技もお上手ですね。
すごく淡々とLを演じていてキャラクター通りだな、と思いました。
声量もあるし、違った作品でも観てみたいので、ぜひミュージカルにもたくさん出演してください。

抜群の存在感を示していたのが鋼太郎さんリューク
ミュージカルは初出演なのですね。知らなかったー。
そんなこと全く感じさせないような堂々たる演技で、さすがだと思いました。
かなり重要な役どころなので鋼太郎さんが出演してくださってよかったなぁ。
レム役のめぐみさんも素晴らしくて、後半のソロでのミサを包み込むような優しい歌声、こんな声も出るんだ!と感動しました。
これだけで観に来てよかったと思うぐらい素晴らしかった。
唯月ふうかちゃんも歌も演技も上手ですね。
アリスの時も思いましたが、これからどんどん舞台に出て日本のディーバになっていってほしいです。

あと、今回もアンサンブルさんたちが素晴らしい。
ところどころジキハイオマージュのようなところもありましたが、作曲家が一緒だからそれは仕方ない。笑
特に刑事さんたちが美声だったなぁ。
捜査を続けるのか、降りるのかを自ら選択するシーンがありますが、ここの辺りの葛藤にぐっときます。
家族がいるものは去れ。ってそういえばレミの砦のシーンでもありますね。(脱線)
現代劇ってあんまり馴染みがないので、日本の若者たちの格好をしたアンサンブルさんもなんだかおもしろかったです。
韓国だと韓国風ファッションになるのか?と思ったり。
最後にアカペラになるところとかもいいですね。
レクイエムですが、人間の愚かさに対する民衆の警告のようにも聞こえました。

2.5次元ミュージカル、これはこれで日本から発信していくものとしては完成度が高いのではないでしょうか。
会場のお客さん層も少し若めな気がしたし、新たな客層の獲得も狙えると思いました。
このデスノートが日本ミュージカル界の新たな風となればいいですね。