13:00
アーサー王 : ユースケサンタマリア
湖の貴婦人 : 平野綾
マルチ : ムロツヨシ
デニス・ガラハッド卿 : 松下優也
ロビン卿 : 貴水博之
パッツィ : マギー
ベテヴィア卿 : 皆川猿時
***
伝説のおバカミュージカル、という触れ込みだったので、どんなもんだ?と思っていたら、ほんとにいい意味でくだらない(笑)、それでいて笑い満載のミュージカルでした。
ストーリーはね、うん、ないと言ってもいいのではないでしょうかw
とりあえずお客さんが楽しくてキャストも楽しそうだったのでそれが何よりです。
時事ネタみたいなのもいくつも取り入れていて、きっと再演するときには違った楽しみがあるんだろうなぁと思いました。
原作が一体どういうものなのか分からないぐらいアレンジされていて、これは許されるのか?と少し思ったりもしましたが、許されるから上演してるんですよね。笑
数年前に韓国でも上演されていて気にはなっていながら観なかった作品だったので、見比べるためにも観たらよかったなぁとちょっと思いました。
個人的に心に残っているシーンをいくつか。
- 池田成志さんに向かってムロさんが「Mr.小劇場!本多劇場へ帰れ!」と言う台詞。わたし大爆笑。
- 平野綾さんのソロ曲。少し前まで帝国劇場で主役だったのにこの出番の少なさは何?袖にいる間にアフレコ3本出来たじゃない!みたいな歌。これも爆笑。
- 貴水さんの高い声。初めの登場シーン、誰か分かりませんでした。
- ムロさんのガラガラ歌声。わざとなの?本気なの?とりあえず可笑しかったです。
- 猿時さんとムロさん、マギーさんの体当たりコント。ミュージカルなのにコントでいいのか?いや、あれはコントでしょう。猿時さんは、これがあるから再演出たくなかったんだよ〜と嘆いていらっしゃいました。
- ユースケさんの適当さは舞台でも健在だった。
- 松下優也くんのガラハッド卿の立ち位置が若干シャルルを彷彿とさせる、と思ったのはわたしだけでしょうか。
まだまだありますが、特に好きなシーンを挙げました。
最後まで観てもストーリーはちっとも頭に入ってきませんが、とりあえず大笑いして劇場を出たという事実だけここに残しておきます。
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