마리 앙투아네트 マリー・アントワネット : 김소현 キム・ソヒョン
마그리드 아르느 マルグリッド・アグノ : 차지연 チャ・ジヨン
악셀 본 페르젠 백작 アクセル・ヴォン・フェルゼン伯爵 : 카이 カイ
오를레앙 공작 オルレアン公爵 : 김준현 キム・ジュンヒョン
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観る予定はなかったのですが妹がどうしても観てきてほしいというので、久々にシャーロッテまで行ってきました。
日本初演、ウィーン、韓国とマリーを見続け、革命大好きな妹は、マリーはレミと双璧をなす！と豪語しておりましたが、やっぱり同じ時代だけあって同じ香りのする作品でしたね。
特にジヨンさんは革命を先導するような役なので、わ！女アンジョラスがいる！と思ってしまいました。
キャストは観るなら絶対ソヒョンさんとジヨンさん！と思っていたので叶ってよかったです。
(もし叶わなかったら観なかったかもしれない。)
ソヒョンさんは、前半の何も知らないお花畑にいるようなマリーもよく似合っていたし、実際にお母さんだけあって、後半の母性溢れる演技もとてもよかったです。
2人の歌対決も見所だと思いますが、タイプの違う2人でそれもよかったな。
ジヨンさんは数少ない好きな女優さんのうちの一人なのですが、あのハスキーで独特の声と鬼気迫るような演技がとても良かったです。
ただ、後半にかけてマリーの実際の姿を知ってからの決断がなんだかわたしにはしっくり来なくて、あまり感情移入できなかったかな。
あれだけ絶対に許さない！と言っておきながらマグリットが変わっていく流れが良く分からなかったのです。
実は姉妹だったことや子供を思うマリーに心打たれたのだとは思いますが、それを知ってからの悲哀みたいなのがもっと描かれていればよかったのに、と思いました。
フェルゼンとの愛物語に比重を置いたからそう見えたのかな？
フェルゼン役はカイさん。
エリートだけあって歌が上手で、すごく綺麗な澄んだ声で素敵でした。
ソヒョンさんもソプラノが綺麗な歌い手さんなので、とても合っている気がします。
フェルゼンが実際どういう人物だったのかあまり知らないのですが、カイさん演じるフェルゼンはとっても好青年で純粋な気がしました。
不倫だけど、純粋なソヒョンさんマリーと惹かれ合うのがなんとなく分かるかな。
オルレアン公役のジュンヒョンさん、日本レミ以来でお久しぶりでした。
黒い衣装と悪役がもの凄く似合って迫力満点。
これからは悪役俳優としても全然イケるんじゃないかと。笑
日本版とは全く別物らしいので、どういうものだったのか観てみたいです。
日本でも再演しないかなー。
その時はまた聖子さんマルグリッドを希望。
こんなパネルもありました。
