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思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

150115 モーツァルト! @梅田芸術劇場

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13:00 大千秋楽
ヴォルフガング・モーツァルト : 井上芳雄
コンスタンツェ : 平野綾
ヴァルトシュテッテン男爵夫人 : 春野寿美礼
アマデ : 柿原りんか

***

見納めてきました!
あんまり泣かないように楽しもうと思っていたのに、最後の最後と思うとなぜか初めから泣けてきて、プロローグからわたし若干涙目でした。
そしてもれなく僕こそ音楽から泣き始め、幕間頃にはすでに泣き疲れていたという。
最初の目標どこいった。笑

わたしは号泣状態でしたが、ステージ上の皆さんは感傷に浸るというよりは出演者全員が楽しく演じていらっしゃっるのが伝わってきて、アドリブもたくさん入っていたりととっても楽しい雰囲気で進んでいました。
一番笑ったのはやっぱり馬車のシーンと胴切りのシーン。
馬車のシーンではかなり険しい道を通っていたようで、揺れと跳ねが大幅に増えてました。笑
あとコロレド様、どうやらおトイレが間に合わなかったようで両手に見えない何かが…
それをアルコ伯爵に見せてアルコ伯爵が拒んでいたのが笑えました。
それ、わたしも絶対触りたくないです。
その後に手を洗うシーンもありますが、あれではきっと足りないに違いない。笑
胴切りのシーンは「あ〜これが最後なんだなぁ…(なんやかんや)」とおっしゃっていたのですが長すぎて覚えられませんでした。
「長いんだよっ!」とツッコミも入れられていたぐらい。笑

芳雄さんヴォルフは最初から最後まで清々しくて、本当に楽しそうに演じていたのが印象的でした。
カーテンコールのご挨拶でも、最後どういうことを思うのかなぁとご自身でも考えていたそうですが、レクイエムを書くシーンから今までの思い出が走馬灯のように巡って、アマデと心臓を刺す最後には、あぁ楽しかった!と思われたそうです。
全力を尽くしても難しいヴォルフという役をここまで務められて幸せだった。
ヴォルフを演じるのは最後だけれど、これからもきっと自分の中で生きていて、助けになってくれるに違いないと思っている。
この作品は最後に答えを出さずに皆さんに問い掛けて終わるというところが好きで、皆さんもこれからつらいと思うときがあっても、ヴォルフガングという男が悩み苦しみながら生きていたということが、少しでも助けになればいい。
そんなこともおっしゃっていました。
泣かずにすっきり言い切る芳雄さんが本当にかっこよくて、これからきっともっともっと大きくなって行かれるのでしょうね。
そんなことを確信した瞬間でした。
そしてそんな姿にさらにファンになったわたしです。

12年ってすごいですよね。
その中でもレオポルト役の市村さんとコロレド役の祐様ともに皆勤賞だそうです。
市村さんは病気もなさったわけですが、挨拶のときには「芝居の神様にまだ生かされていると感じた」ともおっしゃっていました。
それならばわたしはあんなに素晴らしいレオポルトを見せてくださった神様に感謝しなければいけないですね。
心を鉄に閉じ込めるのはきっとつらく苦しいことだとは思いますが、その分ヴォルフへの愛が溢れるパパでした。
分かり合えたらどれだけよかったか。

春野さんの男爵夫人は以前観たときよりも迫力が増してて、ちょっと香寿さんに近くなっているような気もしました。
いつ観ても男爵夫人は本当は実在なんてしていなくて、ヴォルフとレオポルトが作り出した幻のように見えます。
平野さんコンスは最後ちょっと力が入りすぎてたかな?ダンスはやめられないが上滑ってた気もしましたが、インスピレーションになれないことに絶望する気持ちはよく伝わってきました。

会場の雰囲気も一体感があって素晴らしく、本当にあの場にいられたことに感謝です。
さっきも言いましたが、全員が楽しくて清々しく幕が下りるってこんなにも幸せなことなんだと、改めてミュージカルの楽しさを教えてくれたようでした。
芳雄さん、カンパニーの皆さんお疲れさまでした!ありがとうございました!