思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

141222 bare @中野ザ・ポケット

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18:30
ジェイソン : 辛源
ピーター : 田村良太
アイヴィ : 平田愛咲
ナディア : 三森千愛
マット : 神田恭兵
シスター・シャンテル : 小野妃香里
神父 : 阿部裕
クレア : 伽藍琳
ルーカス : 土倉有貴
ターニャ : 北川理恵
カイラ : 町屋美咲
ダイアン : 原宏美
ローリー : 藤原明莉
ザック : 佐々木堯
アラン : 森本大介

***

すっかり観たこと忘れかけていた…
帝劇でよく見かけるキャストさんたちが出演されていることや原田さんの演出作品ということで、キャッチフレーズが結構大々的で気になる作品だったのですが、なんでしょう、もったいない感満載。
キャストや演出が悪いというより、わたしはとりあえずストーリーに無理がある気がして仕方ありませんでした。
結局は学園モノにちょっと豪華な出演者が出ちゃった、みたいな雰囲気。

ピーター役の田村さんは可愛くて等身大っぽくてよかったのですが、その他のキャストが共感できなくて。
特にジェイソン、共感できないし同情もできない、ただ愚かな子だなと哀れみしか向けてあげられないです。
シスターのあのラップ調もなんだか好きじゃないし、実はナディアの設定があったとか全然伝わってこなかったし、この作品の持つパワーやメッセージがわたしには響かなかったのですがこれは感受性の問題でしょうか?
宗教の色々が分かっていないからなのか?
それとも体調が悪くて恐らく発熱状態だったのでそのせいなのか…

曲はとても良かったと思うのですが、ストーリーに引っ張られてほとんど覚えていないのが残念。
韓国でも上演予定みたいですが、どうなるんでしょう。
キュア系の作品も多く上演されているし、なんせスリルミーをあれだけ大きくした国なのでもしかしたら、という期待はありますが、今のあちらの現状ではちょっと難しいかな。
劇的に変化がなければ観に行くことはないかなぁと思いますが、誰がキャスティングされるのかは気になります。
ジェイソンの描き方を変化させたらおもしろくなるのかなーとも思ったり。

厳しめに書きましたが、チャレンジングな企画と作品でみんなが一生懸命作っていることはちゃんと伝わってきました。
日本でもどんどん色んな作品に挑戦して良作を上演してほしいと思いますし、役者さんたちの活躍の場を広げるという意味では演出家への転向も応援したいと思うので、これからもぜひ頑張ってほしいと思います。
心に響く作品が観たいです。