思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

141128 ONCE 〜ダブリンの街角で〜 @EX Theater ROPPONGI

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19:00
Girl : DANI de WALL
Svec : MATT DeANGELIS
Eamon : JOHN STEVEN GARDNER
Baruska : DONNA GARNER
Emcee : RYAN LINK
Andrei : ALEX NEE
Ex-Girlfriend : ERICA SWINDELL
Bank Manager : ANDY TAYLOR 
Ivanka : KOLETTE TETLOW
Da : SCOTT WAARA
Guy : STUART WARD
Billy : JOSHUA CARTAR

***

日本でonceが観れるだなんて感激。
いつかはどうしても観たい作品のひとつで、GWに行ったときにWEで観てきた作品のひとつでした。
映画が大好きで曲も大好き。
ストーリーも、登場人物たちが地に足をつけて歩いていく姿にとっても共感でき、終わった後に爽やかな涙が流れる、そんな作品でした。

来日版もWEと同じセットで、舞台上が開演前と幕間に本当にバーになるという素敵な演出付き。
WEでは写真OKだったのでピアノと記念撮影しましたが、今回はどうやらダメみたいです。

オープニングのアイルランド民謡みたいな演奏から始まるのも同じ演出で、いつの間にかguyが現れ、客席からgirlが現れる。
きっとそんなにさりげなく始まっちゃうぐらい、音楽が生活に根付いてるんですね。羨ましい。

パンフレットを読むと、映画では途中に出てくるLeaveをあえて最初に持ってきている、と書いてありましたが、あの曲をどう歌うかでわたしの中のguyレベルが決まるほどあの曲が好きなんです。
今のところの一番は映画のグレン・ハンザードさん。
吐き出すような歌い方が素晴らしい。
今回のスチュワートさんも低くて渋めの声で良かったのですが、ちょっと歌い方にクセがありますね。
音節に強弱をつけて歌われるというか。
あまり慣れない歌い方をされるので始めちょっと戸惑いましたが、途中からは気にならなくなり、むしろそれに味を感じるようになりました。

WEで観たときはむしろgirlにクセがあったのですが、今回のgirlは真っ直ぐ歌ってくれる方ですごく良かった。
個人的にはgirlはエポニーヌに近いものがあると思っているのですが、真っ直ぐで強い人という印象。
それがしっかり表れていて嬉しかったです。

決して派手なストーリーではないですが、最初に言ったように地に足をつけて生きてる姿に共感でき、それが生きるってことだよな、と現実を感じさせられてしまう作品。
それにあの素晴らしい音楽が加わることで深みがぐっと増す感じ。
音楽聴くだけでも泣けてくるって素晴らしいですよね。
出演者が演奏して演じて踊って何もかもやってしまうという、演じる方にとっては大変な舞台だと思いますが、芸達者な皆さんのおかげでとっても素敵な時間を過ごすことができました。
韓国版は恐らく観に行かないかなー。
なんとなく封印したい気持ちです。
日本に来てくださってありがとうございました^^

ロンドンで撮ったピアノの写真をおまけに。
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