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思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

140524 Hedwig @ペガムアートホール

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21:00
Hedwig : 박건형  パク・コニョン
Yitzhak : 최우리 チェ・ウリ
The Angry Inch : 최기호 김민기 이준희 임승준

***

Hedwig is back!!

韓国では10周年の今年、わたしのHedwigシーズンも帰ってきました。
今回のヘドは時間がかなり不規則な上に場所が川の下ということで行きにくくなってしまいましたが、そんなことには負けてはいられません。
完全なるヘドヘッズなわたしは観に行かないわけにはいかないのです。笑

今シーズントップバッターはパク・コニョンさん。
韓国的に略すとなんて言うんだろう?コンドウィグ?
コニョンさんが初めて出演された2012年はわたしが初めてソウルでHedwigを観た記念すべき年なのですが、とても評判が良かったにも関わらず観逃してしまったのでした。
今みたいに滞在中ずっと劇場にいる、なんて旅行をしていなかったので。笑
マンソクさんしか観なかったことをだいぶ後悔していたので、コニョンさんが出ると知ってすごく嬉しくて、今シーズンの開幕戦は絶対コニョンさん!と息込んでいたのでした。
来月はちょっと忙しくて行くのが難しそうなので、早めに観に行けてよかったです。

コニョンさんは何というか、とても情熱的なヘドウィグ。
身体が大きいというのもあると思いますが、動きも大きいし色んな感情を表現するのがお上手でびっくりしました。
そういえばわたしスカーレット・ピンパーネルでしか観たことなかったな。
途中途中で自由に進行していくのがこのHedwigのおもしろくて何度も観たくなるところですが、だいぶ言葉も聞き取れるようになって、さらにこの作品が好きになってきました。
コニョンさん、忙しくて身体作りが間に合わなかったそうで、ちょっとお腹がはみ出し気味。
衣装はどうやら前回の衣装のようで作り直せなかったそうで…
それをネタにお肉をつまみながら「こんなのみんな持ってるでしょ?」と一言。もちろんですとも。笑

客席いじりも上手で、お客さんの夢を聞いたり会話したり本気で照れたり、色々とおもしろかったです。
コンドウィグのときはトミーが客席にいるのが通例だそうで、今回も顔型をトミーにあげるシーンでは客席からトミーが出現。
もの凄く堂々とされていてまさか仕込み?と思うぐらいでした。なんと手の甲にキスまで!
こっちが緊張しちゃうわ!とコンドウィグが言うぐらい堂々としたお客さんトミーでした。素晴らしい。笑

あと声も演じるキャラクターによって全く変わるので、すごく分かりやすくて伝わってくるものがありました。
特に最後のトミーのWicked Little Townがよかったな。
ヘドウィグに対する感謝だとか申し訳なさだとか全部出ていて、今までと全く違う声のトミーに泣かされました。
あの曲で泣いたの初めてかもしれないです。
そしてそれからのMidnight Radioでわたしの涙腺は崩壊。
探し求めてようやく見つかったはずの片割れを失ったヘドウィグが、再び立ち上がる姿にものすごく勇気をもらいました。
愛情に溢れるコンドウィグだから、イツァークにウィッグを渡す瞬間もきっと背中を押していたんだと思います。
そして会場にいたお客さん全員の背中も。
そうだよね、わたしもがんばるよ。
そう心の中で思わず呟いてしまいました。
コンドウィグの行く末が明るいものであることを願うばかり。

そして一転、パク・コニョンに戻ったアンコールは大盛り上がり!
アンコールの盛り上がりはわたしの中で今までチャンドウィグ(ソン・チャンウィさん)が一番だったのですが、コンドウィグが一気にトップに躍り出ました。
コニョンさん踊る踊る!
それに煽られてほんと帰りたくない!と思いました。
終電気にしてるあんたたち、帰ってもいいよ!と言われましたが楽しすぎて帰れるわけもなく。笑
コニョンさんもそれは同じだったようで、舞台上で何度も帰りたくないとおっしゃってました。
コニョンさん、実はもの凄く熱くてかっこいい人で、アンコールの間に色々お話もしてくれてそれも素敵で一気にファンになりました。

例えば再演作品について。
コニョンさん、基本的に一度演った作品は出ないことにしてるそうなのですが今回のヘドは再演。
それは「この雰囲気をまた味わいたくて、皆さんに会うために戻ってきた。」んだそう。
「テレビより映画より自分は舞台が好き。なぜなら舞台は消えてしまうから。消えてしまう大切な時間をみんなと楽しみたい。」そんなこともおっしゃってました。
あとは、夢について。
お客さんの夢を途中で聞いたと書きましたが、実はそのお客さんがぱっと答えられなかったんですね。
夢がないのね!みたいなことに公演中はなっていたのですが、そのことについてアンコールでは「どんな小さなことでも夢を持つことは大切で、その小さな夢がここにいる人全員分が混ざり合って大きくなって何かできるかもしれない。僕はその夢を伝えたい。」そんなこともおっしゃってました。
少しニュアンス違うかもしれませんが、拙いわたしの韓国語能力ではそう理解したので、そういうことにしておいてください。笑
文字に起こすと若干キザですが、あの最高潮に盛り上がった会場でこんな言葉聞くと惚れますよね。
あぁ、またコニョンさんで観たくなりました。

帰り道、終電がなくなりタクシーになろうとも(ペガムから鐘路5街まで20分9,800Wでした。早!安!)、また機会を見つけて観に行かなければ。
開幕戦でヘド熱が上がった今なら1日3連続ヘドもいけそうな気がする!
というのは冗談ですが、ほんとにHedwigという作品が大好きで、そしてさらに好きになっていることを実感した公演でした。
さぁHedwigの熱い夏はまだ始まったばかり。