思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

140430 Les Miserables @Queen's Theatre

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14:30

Jean Valjean : Chris Holland
Javert : Tam Mutu
Fantine : Na-Young Joen
Thenardier : Cameron Blankely
Madame Thenardier : Wender Ferguson 
Eponine : Carrie Hope Flecher
Cosset : Samantha Dorsey
Enjolras : Anton Zetterholm
Marius : Rob Houchen
 
***
 
今回ロンドン行きを決めたのは、ある意味このレミ旧演出が観たい!という思いつきでした。
ミュージカルの世界に足を踏み入れた(観客として、ですが)のが遅かったので、実は新演出版しか観たことがなく、皆さんが恋しいと絶賛されている回る盆を体験してみたくて仕方がなかったのです。笑
 
で、実際の感想ですが、新演出しか観たことのないわたしにとっては、凄く動きがあってスピーディに感じました。
新演出の方がスピード感を意識した、と音楽監督さんが言っていた気もするのですが、わたしにはどうやらそうは思えず逆に感じました。
日本版旧演出を観れていないので、わたしには比べることはできませんでしたが、ロンドンで体験できて良かったです。
 
キャストの皆さんも素晴らしく、バルジャンだけがアンダーだったのが少し残念ではありましたが、その他はほんとにイメージぴったりで嬉しくなるぐらいでした。
特にアンジョラス!
あれぐらいのカリスマ性がアンジョには欲しいですね。
みんなが生命を懸けてついて行こうとしたリーダーだし。
旧演出だったからなのか、やっぱり学生たちの描き方が丁寧で素晴らしくて、新演出ではさらっと流してしまったところも今回は心に響きました。
 
あとマリウスがとても好みでした。
アンジョに肩入れしていたこともあり、Empty Table…では号泣。
わたしのマリウスNo.1は映画版のエディだったのですが、それに近づく素晴らしさでした。
ちょっと世間知らずで先走ってしまうようなところがあって、そして劇中でどんどん成長していく姿がぐっときます。
 
女性陣も素晴らしく、ファンテーヌも少し強い女を継承しているようで、芯の強そうなファンテーヌを演じていらっしゃいました。
韓国の方ですよね?グァンホさんもサイゴンが始まるし、WEでも大活躍されている方がいらっしゃるのですね!さすが。
エポニーヌも良かったし、コゼットもきれいなソプラノで、マリウスとのデュエットも素晴らしく聴けるという安心感がありました。笑
 
大した感想になっていませんが、小さな会場で濃密な舞台を見せていただきました。
一度は体験したかった経験ができて本当に幸せです。
ただ、一点だけ言わしてもらうと、平日マチネは子供の団体に気を付けろ・・!これだけです。笑
もしかしたら、日本は世界一観劇マナーがいいのかもしれない。
 
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