思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

140426 レディ・ベス @帝国劇場

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12:00

レディ・ベス : 花總まり

ロビン・ブレイク : 山崎育三郎
メアリー・チューター : 吉沢梨絵
フェリペ : 平方元碁
シモン・ルナール : 吉野圭吾
ガーティナー : 石川禅
キャット・アシュリー : 涼風真世
ロジャー・アスカム : 石丸幹二
 
***
 
クンツェ・リーヴァイ組の新作を日本発で、という作品ですが、エリザベートを始めとしてこのチームの今までの作品も好みな曲が多く楽しみにしていました。
久しぶりな帝国劇場で、すっかり小劇場な住人になっていたわたしはちょっと緊張。
あの煌びやかな世界に適応できなくなっていたらどうしよう、と勝手に心配していました。笑
 
キャストで選んだ訳ではなく日程で選んだ回だったのですがなかなか当たり日で、観てみたかった花總さんで観ることができて満足。
なんと言ってもキャスト全員が歌える安心感が味わえるっていうのが素敵です。
 
花總さん、初めてだったのですが可憐でお姫様みたいだったな。
お顔の小ささが半端なくとっても華奢なのですが、歌声はしっかりしていてさすがだなぁと感心。
タイトル通り、即位するまでの色々な葛藤を描いた作品ですが、最後の即位したシーンでの凛々しさは素晴らしかったです。
何もかも捧げてこれから大英帝国を創り上げていく女王そのままを見せていただき、思わず見惚れてしまいました。
 
あとはメアリー役の吉沢さんが凄かった。
ブラッディメアリーと言われる役でしたが、歌声の力強さが役をとても表していてこれもまた感心。
和音さんももちろん歌がお上手なので、女性陣の歌声がしっかりしていて日本にもこれだけ揃うんだなぁと自分の認識を改めました。ごめんなさい。笑
女性を描いた作品としてはとても納得力が高くて素晴らしいと思ったところのひとつです。
 
男性陣は、石丸さんの役どころがいまいちわたしには伝わらなかったのですが皆さんはどう解釈されているのでしょう。
狂言回しみたいな立場なのかな?と思っていたのですが決してそういう訳ではなさそうで。
途中からはほんとにお付きの人となってしまっていたように感じてしまい残念。
その分、禅さんと吉野さんのキャラが立っていてあの二人好きだわー!と一人にやけていたのはわたしです。
 
いっくんロビンは王子でしたね。
さすらいの歌うたいには見えないところがありましたが、いっくんだから良し。
緑の衣装が出てきたときにピーターパンかと思ってしまいましたが、それもまたいっくんだから良し。
加藤さんもすごく好評みたいなので違いを観てみたかったです。
 
正直言うと初演だからなんなのか、ストーリーが少し唐突なところがあり一回では消化しきれなかったところがあります。
何回かリピートするにしたがってはまっていく、という人を何人か聞いたので、もう一回ぐらい観に行ければいいのですがGWで遊びすぎたのでお金と時間の都合上できそうにありません。笑
とにかく衣装がゴージャスで素敵だったので目を楽しませにも行きたいのに。
とっても残念です。