ゲイブ : 小西遼生
ダン : 岸祐二
ナタリー : 村川絵梨
ヘンリー : 松下洸平
Dr.マッデン : 新納慎也
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実は東京千秋楽も観てました。
レポが遅くなってしまいましたが、簡単に綴っておきます。
この日はゲイブがこにたんなだけで、あとは前日マチネと同じキャスト。
シルビアさんダイアナも観てみたかったのですが、結局観れずじまいでした。
でも、わたしのイメージしているダイアナは安蘭さんがよく合っていたので、それはそれで満足。
それより何より、こにたんが観れてよかったです。
こにたんはスリルミーがはじめましてだったのですが、寂しくてとても色気がある感じがとても好きな「彼」だったんです。
映像でしか観たことないですが、OBW初演のゲイブ、アーロンにもちょっと通じるものがある気がしてとっても楽しみにしてました。
スリミKチーム千秋楽に来ていたこにたんに直接N2Nが楽しみです、と伝えるぐらい。笑
その後も洸平くんのライブのゲストだったり観る機会も多くてこれは絶対に観なければ、と思っていたのでした。
そんなこにたんはわたしの期待通り、ほんとに素晴らしくて惚れそうでした。←基本すぐ惚れます。
ゲイブの曲は本来のこにたんの音域よりも2音ぐらい高いらしく、どうしてもファルセットになっちゃうので歌の迫力は源くんゲイブの方がいいな、とは思ったのですが、それを完全にカバーする演技力で全く問題なし。
声が若いので、1幕はすごく若く感じて10代にちゃんと見えました。←
わたしが気に入ったのは特に2幕に入ってから。
ほとんどしゃべらずにそこに"いる"だけのことも多いのですが、それでももの凄い存在感で家族をじっと見ているんですよね。
スポットライトが当たってないときもついつい見てしまうという。
あと、ダイアナが作り上げた理想の息子がゲイブなのですが、こにたんは恋人に近い息子だなと思いました。
源くんとは役作りがちょっと違う感じですね。
とにかく、やっぱりいい役者さんだなぁと改めて思わされたのでした。
そしてみんな大好きにいろさん（笑）は、千秋楽ではアドリブも飛び出して絶好調でした。
初めの方に出てくるDr.ファインのときは「赤いのは…黄色いのは…」と薬の飲み方を教えるシーンで、「ニューヨークから出発してサンクトペテルブルクに向かい越谷で乗り換えて…」とアドリブを入れ大爆笑を誘っていました。越谷って！笑
安蘭さん、Dr.マッデンとのシーンで苦手な台詞回しありますよね？
前日に引き続き噛んじゃってるのをわたしは聞き逃しませんでしたよ！(嫌な客)
でもこの日も安蘭さんと岸さんの熱演に涙。
やっぱりわたしはこの物語はダンに感情移入して観ちゃうようです。
東京公演千秋楽だったのでキャストの皆さんからご挨拶がありました。
キャスト全員が本当に仲がいいようで、初演なので、みんなで作り上げてきたという思いみたいです。
再演を希望していて、にいろさんは再演できたらゲイブを演る！と宣言されていました。笑
BWで観たときからずっと演りたかったらしい。
でも日本は年齢公表制度があるからさすがに断念した、と言っていましたが次に振られたのがこにたん。
年齢公表しているにも関わらずゲイブを演らせていただいています、と苦笑い。
大丈夫、立派にゲイブでした！笑
安蘭さんはさすが元男役だけあってサバサバした男前な感じですが、声に詰まるところもあって、隣にいた岸さんがハンカチを探すにも見つからず、さっきナタリーにもらったのに…と言ってて少し笑いました。
難しい作品ではありますが、誰にでも訪れうることで、普通ってなんだろう？幸せってなんだろう？と改めて考える機会を与えてくれるような作品でもありました。
再演にはわたしたち観客のリアクションが必要だそうなので、ここで小さいながらも声をあげたいと思います。
ぜひ再演を！色んな人が観れますように！
