上原金蔵 : 吉沢悠
竹内重雄 : 良知真次
星野丈治 : 中垣内雅貴
長谷川好弥 : 入野自由
竹田幹夫 : 上山竜司
山田浩二 : 小林大介
太田川剛 : 板倉チヒロ
君原佳枝 : 初風諄
池田和也 : 山路和弘
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早く書かないと忘れてしまう…！
お仕事が色々とバタバタしておりましてすっかり遅くなってしまいましたが、大雨の中行ってきました。
電車も遅れまくりで一時はどうなることかと思いましたが無事開演。
舞台関係の仕事をしている妹のお仲間さんたちが、みんなこの宝塚BOYSを勧めるという話を聞いてかなり期待度アップ。
ストプレも好きなのですが、観始めると際限なくなってしまう性格なので、これ以上手を広げないためにもあえて観るのを避けていたのですが、これは観てよかった！
すごくおもしろかったです。
何度も再演を重ねているしファンの方も多いのでストーリーはここには書きませんが、決してハッピーエンドになるお話ではないことは分かっていました。
でも、観終わった後のあの爽快感は何でしょう。
青春を懸けたボーイズたちの汗と夢の結晶があまりにもキラキラしていて、最後のショー部分はなんだか夢の中にいるみたいでした。
きっとあのシーンはボーイズたちの夢の中でもあるはずなので、あながち間違ってはいないのだと思いますが、劇中で一生懸命やってきた成果が最後のショーなんだと思うとそこでまた泣けてきて、笑って泣ける素敵なステージでした。
作品を観るのも初めてで、役者さんは皆さん初めましてだったのもあり、よく分かってないのですが、6人ともそれぞれ個性があってとても素敵でした。
吉沢さんはドラマの印象が強かったのですが、あんなオドオドとした役もできるのですねー。
リーダーとしてまとめたくて必死な姿が愛おしかったです。
個人的に踊りが好きなので、中垣内くんが気になっています。
CLUB SEVENにも行ってみようかなーと思ってるぐらい。
キザな役がお似合いで。
あとらちくん。
スリミの「私」は個人的にあまり好みではなくて、今回どうかなーと思ってたのですが、スリミとは全く違って(当たり前)超真面目な竹内、という感じでとてもしっくり。
踊りもさすがですね。わたしの贔屓目も入れて、中垣内くんとらちくんが引っ張ってたような気がします。
あれだけのショーを繰り広げるにはきっともの凄く練習を重ねていると思うので、きっとチームワークも固くなるのでしょうね。
東京公演も終わっての全国行脚なので回数をこなしていることもあるでしょうが、劇中の息もピッタリでとてもテンポ良く物語が進んで行くので時間があっという間に感じました。
実話を基にしたフィクションですが、登場人物それぞれに色んな事情があって、それを丁寧に描いているのでとてもストーリーに納得できるし、戦後ああいう時代だからこそ強く明るく生きたいと願った皆さんの勇気と頑張りに拍手です。
宝塚はまだ未見なのですが(ハマると怖いので。笑)、これを観てやはり一度は経験しなくてはという気になってきました。
そんな爽やかな気持ちにさせてくれたBOYSたちと、この夏を一緒に体験できて幸せでした。
再演があればまた観たいです。
