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宝塚版が有名なスカピンこと、スカーレット・ピンパーネルを観てきました。
DVDなど色々出てるので予習しようと思っていたのですがそんな余裕もなく、なんとなくあらすじだけを読んで行ってしまいました。
あとは友人からCDを送ってもらい曲だけはなんとか聴いていたのと、直前に軽くレクチャーを受けいざ本番。
それでもこの作品は全く問題なし!
初めて観る人でも楽しめるような、そんな作品ではないでしょうか。
コニョンさんは初めましてでしたが、やっぱり貴族が似合いますねー。
今回はチサンさんと迷って迷って皆さんの意見を参考に、コニョンさんを選んだわたし。
この選択は正解だったかもしれない。チサンさん観てないけど。
ちょっとおちゃらけた感じだとかおバカぶっているパーシーが楽しくて、なんだか他のキャストが想像できなくなってしまいました。
立ち回りだとかとても素敵で、スカーレット・ピンパーネルの仲間たちとの掛け合いだとか、信頼をテーマにしていたりと内容もとても分かりやすい。
エリザベート以来のソニョンさん。
パワフルかつ独特な地声で歌い上げる圧巻な歌はご健在で、ショーヴランをあしらいながら強く美しく生きていく様がかっこよかったです。
イェノクさんは確かレベッカで観たことがあったような気がするのですが(確かでない)、全く記憶に残っていなくてほぼ初めまして状態。
でもパワフルかつキレイな声で歌っていらっしゃり、とても気にいりました。
あとコニョンさんパーシーとの掛け合いとかもすごくおもろくて!
最後の方には、小馬鹿にされてるよ!気づいて!となぜかショーヴランを応援してしまっていたわたし。
あとは仲間たちのコミカルな演技だとか、舞台装置も凝ったりしていて、そういうところも見所だと思います。
パーシー、マグリット、ショーヴランの3人が動く壁の隙間を歌いながら行ったり来たりするシーンがあって、少しでも間違えれば壁に挟まれちゃうような演出でしたが、さすがに完璧にこなされていて感心。
おもしろい演出だなぁと思いました。
きっと練習大変だったんだろうなぁ。
ということで、初スカピンはソウルで観劇でしたが、作品として笑い所もふんだんに盛り込まれていて、良い意味で何も考えず楽に観れる作品でした。
最近考えさせられる作品ばっかり観てたので一種の清涼感を感じるような。笑
スカッとしたい方にオススメです。