나 私 : 정상윤 チョン・サンユン
그 彼 : 손원근 ソン・ウォングン
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쓰릴미とハングルで書く時がやってくるとは。
スリルミーを初めて観たときから韓国で観ることが目標でしたが、今回叶えることができて幸せ。
ということで、新村The STAGEでアダルトチームを観てきました。
今回は日本の演出家栗山民也さんが韓国でも演出し、舞台や照明も日本チームのを持っていくということで、基本的に日本で観た韓国チームと同じ。
セリフもわたしが聞き取れる限りでは同じような気がしました。
小さな劇場にさらに列を足してるような状況なので、会場の濃密さが半端ありませんでした。
日本初演のアトリエフォンティーヌを知らないので何とも言えませんが、こういう劇場だったんだろうなー、と。
壁が煉瓦なところとか素敵。
今回は나の2人が再演、그が2人とも初演、ということですが特にサンユンおっぱは3度目の나。
一番多く演じているジェウンさんに迫る公演回数のようです。
その分、やはりサンユンおっぱの나はもう完成系に近いんだと思います。
ある程度の計算は初めから持っていて、最後には自分が優位に立つことが分かっている感じ。
衝動的な行動ではないのでとても不気味。(いい意味で)
序盤は彼への愛を感じるところもあるのですが、徐々にほんとにそこに愛はあったのか？と分からなくなってしまいました。
その辺り、事前インタビューでもサンユンおっぱは微妙にはぐらかして答えていましたが、そういう風に演じているならそれはまたすごいな。
歌は上手いとは聞いていましたが、歌で演技ができる方なのですねー。
音程が外れることもないし、強弱の付け方とか貫禄たっぷりでThe安定感の称号を与えたくなりました。笑
妹の中でサンユンおっぱはもうジャンバルジャンの域だそうなのですが、あながち間違っていないのかなと。
トゥモローモーニングもどちらかと言うとジャックな気もしますがジョンなんですよね。
それだけ貫禄がある方なので、今まで観た『私』とは違っていて新鮮。
ジェウンさんもベテラン나ですが、ジェウンさんとは違う…
なんだろう、やっぱりわたしは人は性善説に基づいていると思っていて、陥れるための殺人はダメだと思っているのです。
だから、このスリルミーという舞台でも愛情ゆえの衝動性みたいなのがないと納得できないのかも、とふと思いました。
だから松下くん私が一番好きなのかも。
あの切なくて切なくて切ない感じ。
今回で言えばヤングチームがそれに近いのかな？イメージ的に。
もう一組も観てみたいな、と思ってしまった次第です。
初見のソン・ウォングンさん。
いやー、こちらは期待以上。
顔が小さすぎてキャメルのスーツがなんだか大きすぎる気がしたのですが、顔良しスタイル良しなイケメン그でした。
クレバーな感じも良かったし、Afraidでの取り乱し方もカッキーみたいに激しくはないけどなんだかグッとくるところがありました。
日本で言うとこにたんに近いかなー。どこか寂し気な感じとか。
誘拐ソングも良かったです。
鍵を使って誘う辺りは韓国版では鉄板なのですね。
ただ、ムヨルさんは子供がすぐそこにいてもう引き寄せられてるのが分かるんだけど、ウォングンさんの子供はちょっと距離がある感じ。
警戒されてるのを必死で宥めてる感じがしました。
曲の最後にパッと走り去ったのが印象的。
あの演出初めて観ました。
それにしても、比べる訳じゃないけど、ムヨルさんのあのにやにやした「パッパー」がもう一度聴きたいといつも思ってしまうのはいかなるものでしょうー。
声の相性も良かったし、サンユンおっぱの나はもしかしたら最後かもしれないので観れてよかったです。(予想ですが…)
ウォングンさんのお芝居もこれからもっと深まってくると思うので、後半にはまた違うものになっていそうな予感。
この作品はやっぱり観る度に感想が変わるのがおもしろいんですよね。完全に中毒です。
新たなキャストも気になるところですがヤングチーム、いつ観に行けるかなぁ。
そして終演後は恒例の。笑
お二人ともメイクしたまま出てこられたのでお肌がツルツルでした。
そして二人ともおっとりした優しい感じ。
お気に入りのページにサインをもらってご満悦です。
ちなみにフォトブックはかなり見応えあり！
ニヤニヤ間違いなし。笑
サンユンおっぱ、優しくてステキでした。
ウォングンさんはイケメン！
また観に行けるといいなぁ。
