思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

130501 지저스 크라이스트 슈퍼스타 (ジーザスクライスト スーパースター) @シャーロッテシアター

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20:00

지저스 ジーザス : 박은태 パク・ウンテ
유다 ユダ : 한지산 ハン・チサン
마리아 マリア : 정선아 チョン・ソナ
빌라도 ピラト : 김태한 キム・テハン
헤롯 ヘロデ : 김동현 キム・ドンヒョン
 
***
 
韓国で数年ぶりの公演。
かなり評判が良いみたいなので楽しみにしていました。
期待を裏切らず素晴らしかったです!
 
実は昼ぐらいに台湾から戻ってきて、そのまま関空からソウルへ飛ぶ予定だったのですが、787問題で飛ぶはずだった便が欠航に。。
どうしてもウンテさんチサンさんで観たかったので、羽田経由でどう考えても時間ギリギリに着くような便を取り直してもらいました。
劇場に着いたのが20:05で残念ながら始まってしまっていて、オープニングとユダの'Heaven on their mind'は入口のモニターで。笑
こんな感じ。
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間に合わないかも、と思ってチケットは敢えて後ろの方にしていましたがなかなか正解だったかも。
というのも全体が良く観えたから。
アンサンブルの動きがかなり激しいとは聞いていましたが、ほんとに動きまくりですね!
派手好きな韓国っぽいです。
四季版がかなり統率されていて評価が高いそうなので、どうなんだろう思ってましたがやはりその辺りも国民性が出るみたい。
 
なんて偉そうなこと書いてますが、何を隠そうわたくし2回目のジーザスで、しかもその初回がほぼ5年ぐらい前にジャポネスクverを観ただけなので記憶がなく(爆)、最近DVDを観て素晴らしさを再認識した不届き者なので、どこがどう違うとか比べたりできないのです。
初見で観た者の感想として読んでくださいね。
ちなみに5年前ぐらいに観たジーザスは金田さん(今話題のジャンバルジャン、キム・ジュンヒョンさん)だったらしい。
記憶がないなんて、なんてもったいない>_<
 
 
さて、まずは触れておかなければ。ウンテさん!
インタビューを色々と読んで役に対してすごく真面目に取り組んでいるんだなぁと思っていたのですが、それが舞台の上でも現れている感じでした。
良い意味で、なんだか凄く観ていて苦しい。
なぜ自分が死ぬのか、色んな葛藤を抱えたまま淡々と過ごす姿が胸に来るものがあります。
感情を表す部分は得意の高音が生きますね。
 
ゲッセマネは公開されてるアレンジですが、やはり舞台ではもっと気持ちが入っているので、観ているこっちが息するのを忘れてしまいます。
ロングトーンの途中から入ってくるビブラートがとても気持ちよい。
ゲッセマネに入るときに観客の皆さんが息を詰めるのが分かるんですよね。
そんな中で歌うってかなりのプレッシャーだと思いますがさすがウンテさん。
まだまだ色んな一面を魅せてくれる役者さんであることは間違いないです。
 
 
ユダ役のハン・チサンさん。
このミュージカルはユダの視点で描かれているので、主役と言ってもある意味間違いないと思いますが、もうね、何だか全部持っていった感があると思ったのはわたしだけでしょうか。
前半の小者感も素晴らしくて(←褒めてます)、キム・シンウィさんは存じ上げないので分からないですが、これはYBユン・ドヒョン先輩には出せないんじゃないかなーと思ってしまった。
ジーザスを裏切ってからの動揺の仕方だとか縋り付く様子が痛々しい。
「貴方は私を殺すのですね…!」と繰り返して最期へ向かうとこでは思わず泣いてしまいました。
(ちなみに周りの人はジーザスの最後のシーンですすり泣いている人が多くて、逆にわたしは最後では泣けなかったで、これはきっと宗教の違いなんだなぁと少し思ったりしました。)
 
そして圧巻は'Superstar'でしょう!
まるでロックコンサートです。
元々ロック好きなわたしとしては楽しくて仕方がない!
フェイクを英語でいれてくる辺りがニクいっす。
チサンさんは踊りも得意だそうなので華麗なステップも観れますよー。
 
 
マリア役、チョン・ソナさん。
歌上手いですねー。さすがです。
ソナさんマリアはちょっと強めだとおっしゃっている方も多かったのですが、舞台ではそこまで気にならなかったかな。
ジーザスを慈しむ様子が溢れていて、最後は号泣しながら歌っていらっしゃいました。
あんなに号泣しながら歌えるなんてすごい、と思っちゃうぐらい。
叶わない恋ってツラいよね。(そんな次元じゃないか。)
 
 
ピラト役のキム・テハンさん。
あの頭の可愛いカチューシャみたいなのは何だろう?
気になって仕方なかったです。笑
カウントは英語でした。
今回の演出は英語がかなり多用されていて、外国人なわたしとしては理解しやすくてよかったです。
やっぱり言葉を音に乗せるって難しいですよね。
 
 
ヘデロ役のキム・ドンヒョンさん。
一曲しか出番ないですが、あのど派手と残忍さはインパクトファクター強です。
初見でしたが、結構人気な方なのですね!
歓声がなかなか大きかったので。それとも派手なシーンが好きなだけ?爆
でも、あんな動きされるとどうしてもグォンがチラついて仕方なかったです!
ごめんね、ドンヒョンさん。
グォンは観れないんだけど、盛り上がるに間違いないですねー。
 
 
洞窟っぽくてエルサレムを表現した舞台セットも、神々しさを出すには忘れてはならない照明も演出されていて良かったなぁ。
 
かなり歌い方がロックなので皆さんの喉が心配ではありますが(実際使徒のひとりの方若干潰れてました…)、わたしは大好きな作品でした。
さて今日は念願のマイケル・リー様のジーザスが観れる!
まさに神だそうなので目に耳に焼き付けてきたいと思います。
 
 
あ、忘れてはいけない!
カーテンコールは最後までしっかり観てくださいね!
まさかのユダ締めSuperstarがもう一度観れますので!