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思ったことを好きなだけ

タイトル通り記録用の超個人的ブログです。音楽・旅行が好き。

『도가니 (邦題:トガニ ~幼き瞳の告発~)』

 

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タイトル: トガニ(るつぼ)

監督: ファン・ドンヒョク

キャスト: コン・ユ、チョン・ユミ

公開年度: 2011年9月22日 韓国公開

ジャンル: ドラマ

上映時間: 125分

 

<トガニの見どころ>
韓国映画「トガニ(るつぼ)」は、ろう学校の教職員4人が5年間にわたり、聴覚障害者の女生徒らに性的暴行を加えた事件をモチーフにしている。当時、加害者4人は裁判で実刑を言い渡されたが、すぐ復職し問題となっていた。映画が公開されるや、ショッキングな内容が話題となり5日間で観客動員数100万人を突破。インターネット上では、事件を起こした教職員に憤りを感じた観客も多く、警察が事件の再捜査に着手するに至った。主演は人気俳優コン・ユ。
 
<トガニのあらすじ>
信じがたいが、ある聴覚障害者学校で実際に起きた事件です。2000年から5年間、聴覚障害者を相手に校長や教師たちが、非人間的な性暴行と虐待を繰り返していました。これは事実です。ぞっとする真実に向き合わなければなりません…。
cf.wow!korea
***
 
映画館で観てきました。
韓国でかなり社会現象になっていたので、重い内容だと知っていて、直前まで観るかどうか悩みましたが、やっぱりどうしても観なきゃいけない気がして勇気出しました。
 
聖職者による虐待、警察・検事・弁護士のまともだとは思えない癒着、仕事を得るために送る寄付金なる収賄、まさに『るつぼ』です。
中身が成熟しないまま大きくなりすぎた顛末がこれなんじゃないかと思ってしまった。
途中からは歪んだ大人たちの醜さと、その犠牲になった子供たちが可哀想で泣いた。
あんなことが本当にあっていいんだろうか。
いや、いいはずないんだけど。
実際の事件を基にしてるんだから、信じられないようなあんな痛ましい出来事もあったんですよね。。
 
日本にだって世界中のどこにだって虐待は存在していて、簡単に撲滅できるものではないことも分かっているけど、声をあげなければ届かない。
耳も聞こえない、話もできないあの子供たちの勇敢さを見習わなければ。
 
子供たちと立ち上がる美術教師カン・イノ役はコン・ユが熱演。
原作を読んで映画化を熱望し、どうしても演りたかったみたいですね。
コン・ユの大きな眼が哀しみと怒りと憐れみを深く表現していて、この人はいい俳優さんなんだな、と瞬間的に思いました。
眼で語ることのできる俳優さん。
どうしてもコーヒープリンスのハンギョルのイメージが強かったのですが、印象変わりました。
ただ、わたしはコン・ユのキスシーンが大好きなので←、次はドキドキするラブストーリーを期待しています。笑
 
あとは、子役の3人が凄い!
日本でも子役ブームですが、韓国の子役も負けず劣らず素晴らしい演技力です。
特にミンス役の백승환(ペク・スンファン)君、彼にわたしは泣かされました。。
彼を助けてあげることはできなかったのだろうか。
ほんとに胸が痛い。
1998年生まれだから、日本の年齢なら今16歳?
撮影してた頃はまだ中学生だったんだと思うけど、これからが楽しみです。
どうかいい俳優さんになってくださいね。
 
人にオススメするような映画ではなく、華やかな「韓流」とは真逆のところにある映画なので、ある程度の覚悟を持って観るのがいいかと。
韓国だから描けた、ネットユーザーが世論を動かしてしまうよな韓国だから告発できた、そういう側面はあると思います。
偏見ではなく、しっかりと現実を見つめるために、興味がある方は
足をお運びください。