タイトル:GOGO70 (고고70)
監督:チェ・ホ
封切り:2008年10月2日
「夜」が禁止されていた時代、大韓民国の夜を揺り起こした伝説のバンド登場!
全てが「禁止」だった70年代、夜間通行禁止で息を潜めていた大韓民国の夜を熱くした主人公、伝説のバンド「デビルス」。ソウルフルなボーカルサンギュ(チョ・スンウ)と、フィーリングのいいギターマンシク(チャ・スンウ)、それと、派手なファッションとダンスで観衆をひきつけるトレンドリーダーミミ(シン・ミナ)は、夜通し音楽を楽しむ若者たちであふれるゴーゴークラブの熱気の中で、禁止されていた夜の文化の中心として爆発的な人気を得る。
しかし彼らの熱い夜は、予想もできない事件で危機を迎える…
相変わらずサイレンが鳴る大韓民国深夜12時、しかし彼らのショーは続く!
cf.innforno.net
以前ご紹介させていただいた、わたしが大変お世話になっているブロガーさんに紹介してもらい、ずーっと観たかったこの映画。
田舎な割には、やたらTSUTAYAの数が多いわが街にしても見つけることができず、ほぼ諦めかけていたんですが、ついに発見!!
即、観てしまいました!
スンウ先輩、ミンチョルさん、グァンホさんの共演が何よりも見物なこの映画。
素敵な美声の持ち主、ミンチョルさんとグァンホさんの口を管楽器(トランペットとサックス)で塞いでしまうという偉業を成し遂げていらっしゃいます!
いやー、もったいない!
最後の方にグァンホさんがメインボーカルのシーンが少しだけありますが、思わず、「わ!歌った!」と歓喜の声をあげてしまいましたよ。。
ミンチョルさんはちょいちょいコーラスで歌ってくれてましたが。
それにしても、この映画はまるでスンウ先輩の為の映画みたいでしたね。
キャスティングが素晴らしい。
終始バンドマスターとして熱い姿を見せてくれます。
Devilsとしての歌はもちろん吹き替えなしの全部スンウ先輩の歌声ですね!かっこいい!
その他のバンドメンバーも実際にバンドメンバーだったり、演奏は全部生演奏みたいで、それも素晴らしい!
最後のライブシーンは抑圧された中で自分たちの情熱を吐き出すような熱いステージでした。
スンウ先輩は演技も素晴らしい俳優さんなので、どの映画観ても違う表情を魅せてくれるのですが、変わらないのはやっぱりあの目元がくしゃっとなる笑顔。
わたしの一番好きな笑顔です。
まだ映画でしかスンウ先輩に会えていないわたしにとって、この作品はミュージカル俳優なスンウ先輩が少しだけ垣間見れた作品となりました^^
映画俳優とミュージカル俳優、二足の草鞋をこんなにも上手く履きこなしている俳優さんをわたしは知りません。
天は二物を与えるんですねー。
これからはTVドラマの撮影が待っているスンウ先輩。
時代劇ということですが、体調に気をつけてがんばっていただきたいです!
そしてまたミュージカルに帰ってきてください^^
それにしても、チョ・スンウとチャ・スンウ(ギタリスト役の方)、小さい文字一文字しか違わないのね。
スンウ先輩のソウルな歌声が聴けるこちらを貼っておきます。
トランペットは残念ながらミンチョルさんじゃないけど、サックスはグァンホさんだよ!